kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



高学歴をこじらせると面倒だ

 職場に使えない東大卒っていませんか?


 学校のお勉強と職場の能力はイコールではないので、東大卒の中に仕事ができない人がいてもおかしくはないのですが。そんな高学歴なのに能力の低い人の中に「高学歴をごじらせてる」人がいるなぁと気づきました。彼らは方向転換ができないのです。

こじらせステップ1

 学校のお勉強ができた人には2種類います。勉強が面白かった人と、勉強に興味はないが褒められるのが嬉しかった人。後者の人は「高学歴をこじらせ」予備軍です。
 先生がやれというお勉強をやり、親にテストの成績を褒められるからお勉強をする。引かれたレールの上を走って褒められて嬉しいという人です。

こじらせステップ2

 大学を出て仕事を始めます。入社5年目くらいまでは仕事に細かい指示が出るので、人並みに仕事を彼らはこなします。しかし、特段褒められたりはしません。だって人並みの仕事しかできないのですから。
 そんな状況で彼らはやる気のあるポーズをします。いわゆるキラキラしているフリをするのです。
 なぜなら、彼らの大学の同級生は夫々の職場でキラキラしているからです。学校のお勉強と職場の能力はイコールではありません。しかし、高学歴な人は仕事もできる場合が多いです。入社5年目くらいになれば同期の中でもできる奴は頭角を現します。
 「高学歴こじらせ」人は、大学同期の頭角を現した人とも交流しています。そして、自分も同じようにふるまおうとして、「キラキラ」のフリをするのです。大学同期の友人とマウンティングに負けまいとするのです。

こじらせステップ3

 入社10年目になると、リーダーとしてふるまうことを期待されます。「高学歴こじらせ」人はそんな役割は果たせないので、入社3年目程度でもできる仕事を割り振られます。
 「高学歴こじらせ」人は、これを会社が悪いので自分の実力を発揮できないと言い出します。「高学歴こじらせ」人が女子の場合は、女子だから正当に評価されないとも言い出します。
 東大のような高学歴な人は、もう大きな仕事を割り当てられそれなりに世間の理不尽さにもまれていますので、同期のつながりでそのような不平不満を言うようです。「高学歴こじらせ人」は、それが自分にも当てはまると思い込もうとするのです。

こじらせ完了

 仕事の成果が出ていないことを職場の環境のせいにすると、もう怖いものなしです。そこに学びはありません。
 一方、大学の同期は夫々の職場で成長していきます。そして将来の夢を語ります。
 同期の成長に負けるわけにいかない「高学歴こじらせ」人は、現実を職場のせいにして将来の夢に逃避していきます。
 「いつか大きいことをするんだ」、「大きいことって何を?」、「何かをだよ」

まとめ

 学校のお勉強と仕事の能力はイコールではないが、相関はある。高学歴の人は職場でも優秀な奴が多い。しかし、できない奴には「高学歴をこじらせ」るトラップが待ち受けている。第1に、小さいころから褒められてきているのでできない自分を受け入れられないこと、第2に学校の同期が輝いていくのを横目で見て知っていること、第3にそれを取り残されていると思いたくないため環境のせいにすること。
 輝いていく大学の同期との差が「高学歴をこじらせ」ていく。