kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



NECの新しい中期経営計画は、コストカット継続

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 NECが3年間の中期経営計画を発表しました。

 発表資料を眺めてみましょう。

 

 まずは、前回の中期経営計画(2018中期計画)のおさらいです。以前の計画では、営業利益を586億円増やすつもりだったのに、実際は314億円減りました。

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 そこで、改めて計画を立て直したのが今回の2020中期計画です。

 やることは、(1)収益構造改革(コストカット)、(2)事業成長 の二つというわけです。収益構造改革(コストカット)の大きさがすごい。600億円利益を増やすといっています。こんなに削りまくって、事業を成長させる余力は残るのでしょうか?

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 ところで、前回の計画とどこが変わったのでしょうか?

 前回の2018中期計画を見てみましょう。

 ほぼ同じですね。コストカットと事業成長です。違うのは事業成長の項目が、以前は3つ(セーフティ事業、グローバルキャリア向けネットワーク事業、リテール向けITサービス事業)あったのは、今回は1つ(セーフティ事業)に絞ったことです。

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まとめ

 NECの中経営計画が発表された。中身は、コストカットと事業の成長と、基本的な内容。前回の中期経営計画と変わらない。

 コストカットを続けると成長資源もなくなるけど、今は我慢なのかな。