kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



PCR検査と安心について考えてみた

 新型コロナウイルスの検査を求めるのは、安心したいため。でも、PCR検査をできるようになって、今日感染していないと分かっても、明日感染するかもしれないと思うと、やっぱり不安なんじゃないかと思った。

 

 

 PCR検査の実施数が増えない中で、簡易検査キットを求める声を多く耳にします。陰性という判定をもらって安心したい、という心理が根底にあります。この「安心したい」という気持ちは、割と大切です。不安を抱えながら生活するのはつらいですから

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 でも、安心とは不安定なものです。リスクが10から5に減ったら安心ですが、そのうち残った5のリスクが気になって不安になってきます。今日の検査で陰性判定が出たら安心かもしれませんが、明日には感染するかもしれません。そう思うと、一度の検査で陰性判定が出たからといって安心できるとは限りません。毎日、PCR検査がしたいと思うようになりそうです、体温計で体温を測るように。

 

 究極的には新型コロナウイルスの抗体検査ができるようになって、もう自分は感染しないと思えると、安心するのかもしれませんね。

*1:一方で、これに反対する意見として偽陰性問題が挙げられます。実際は新型コロナウイルスに感染していても、検査では陰性と判定されたため、無自覚に出歩いて感染を広げてしまうという問題です。でも、新型コロナウイルスに感染しても無症状の人がいるので、無自覚に出歩く感染者を防ぐことは、検査の精度が100%でも実際には難しいでしょう。