kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



5年育てて分かったバラ リベルラの良いところと育てるコツ

 リベルラというバラを育てて5年経ちました。とても気に入っているバラなので、ここいらで思ったことをまとめておきます。

 

 2017年の国際バラとガーデニングショーを見に行った際、ひときわ印象に残ったのがリベルラでした。2016年作出で当時としては新しいバラで、京阪園芸のF&Gローズというシリーズの中のひとつです。F&Gローズは、それまでも「あおい」や「みさき」を育てていたので、シリーズの特徴は分かっていました。リベルラの一番の特徴は、なんといっても藤色の花色にフリフリした波状弁の可愛さと、香りの良さです。

F&Gローズとは?

現在流通しているバラの花は、切り花品種と庭植え品種に大別され、この両者には異なる性質があります。
今回ご紹介する京阪園芸F&Gローズは、切り花品種の花もちの良さと多様性、そして栽培する楽しみを併せ持つ品種群です。
それは、コンパクト・四季咲き・多様な咲き方・芳香という、日本の30歳前後を中心とした幅広い女性層の好む性質を追及している、新しいバラのカテゴリーと言えるでしょう。

F&Gローズ | 京阪園芸株式会社 (keihan-engei.com) より)

 

 そして我慢しきれずに2017年の7月にはリベルラの新苗を「バラの家」さんでポチっと買っていました。それから5年育て次に6年目になります。

 「バラの家」さんの紹介データでは、以下のように虚弱なバラとして記されておりますが、私のところ(関東南部)では特に病気も出ず、シュートもバンバン出てくる育ちっぷりです。

  • タイプ:Type3
  • 樹勢:弱い
  • うどん粉病:弱い
  • 黒星病:弱い
  • 耐陰性:弱い
  • 耐寒性:弱い
  • 耐暑性:普通

 

  病気に関しては、3月、4月、5月、6月に1回づつ殺菌剤を撒いておけば、うどん粉病にも黒星病にもなりません。

 また、樹勢も強く、7月頃になるとシュートが頻繁に出てきます。

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シュートを出したリベルラ

 

 ただ、たった一つだけ育てる上で注意点があります。それは、リベルラは咲きすぎることです。一枝に15個の蕾をつけるなどして、本当にたくさん咲きます。それらを全て咲かせていると、株が弱るときがあります。そういうときは、適当に蕾を摘んで休ませてあげるのがコツです。

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一枝に15個のつぼみ

 

 リベルラの良いところは、この藤色の花とフリフリの花びらで、毎年この花を見るたびに、「綺麗だなぁ」と思います。

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リベルラ

 

 一枝にたくさんの蕾をつけるので、咲くときは花がギュウギュウに詰まってきて、もっと花数が少なくて良いのにと思います。それなら適当に摘蕾すればよいのですが、つい忘れてしまって、ギュウギュウに咲かせてしまいます。

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 秋もリベルラは良く咲きます。日の出が遅くなった秋の早朝に撮った写真が下です。「うぉ、綺麗だなぁ」と朝から思います。

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まとめ

 2017年からリベルラを育てて5年が経ちました。

 藤色の花色とフリフリの花弁が気に入って購入したバラで、5年経った今でも毎年「綺麗だなぁ」と思います。買って良かった。

 虚弱なバラと紹介されたりもしていますが、私のところでは特にそんなこともなくず元気に育っています。リベルラは、花を咲かせ過ぎるので、株がお疲れの時は適当に蕾を摘んで減らすのが、育てる上のコツです。