kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



つるバラドンファンの剪定の仕方

 つるバラ ドンファンを育ててもう13年目。かなり良いバラです。

 一季咲き・返り咲きの多いつるバラの中で、ドンファンは四季咲です。しかも花もちが良いため一年を通してずっと花が咲いています。さらに、強健で育てやすい。

 いつもはフィーリングでやっている剪定を、ここでは言葉に残しておこうと思う。

 

花後剪定

 春から秋まで花の咲き終わり毎に行う花後剪定ですが、ドンファンは少し特殊です。それは、

  1. ドンファンは細い枝にも花が咲くこと
  2. 四季咲であること

 

細い枝にも花が咲くドンファン

 ドンファンは、細い枝にも花が付くため、いわゆる割りばしの太さの箇所まで切り戻せば、また咲きます。

 私は、枝の混みあっている場所は花後に深く切ります(枝を切り除くため)が、そうでない場所は浅く切ります。ただし、ひと際太い枝は来年の主枝にするため残します(枝が混み合っていても鉛筆の太さ位のところで切ります)。

 

冬選定

 私はフェンスに誘因しているので、その前提で書きます。

  1. 主枝から出た太い枝は残し、細い枝は切り落とします。
  2. 主枝を横に寝かせてフェンスに誘因。主枝から出た太い枝も横に寝かせて誘因します。
  3. 次の主枝をフェンスに誘因します。このとき、すでに誘因している主枝とは10cm程度話すようにします(主枝同士の間隔が狭いと春以降混みあうし、間隔が広いとスカスカした感じになり迫力が無くなります)。
  4. 全ての主枝をフェンスに誘因したら、おしまい。

フェンスが狭いと誘因する場所が無く、枝の余るときがあります。そんなときは、一番古い主枝を根元から切り除き、誘因する場所を空けます。

 大抵は、春以降に新しいシュートが出ているので、冬にはシュートの数だけ古い枝を切り除いています。

 ドンファンは強健で良くシュートを出すので、冬選定も簡単です。大抵、枝が余るため、余った分を切り取るだけです。

ドンファンのシュート、太っい

まとめ

 ドンファンは、つるバラには珍しい四季咲で、細い枝にもよく咲きます。花後剪定は木立バラのように割り箸の太さで切れば次々咲きます。そのうち混みあってくるので、混みあった場所は深く切って枝を取り除きます。

 ドンファンは強健で、シュートを良く出します。冬選定の時は、フェンスの広さが足らないため、新しく出たシュートの数だけ古い枝を切っています。