夏もそろそろ終わり、秋冬園芸を考える時期になりました。また、宿根草を含めると一年間の園芸を考える時期でもあります。
宿根草の植えるタイミングは春と秋の2回ありますが、秋植えして育てておくと来年良く咲くようです。そこで、あまり大きくならない宿根草を探すと、PWのヘリオプシス サマーパレットが良さそうです。
これは、株幅が40センチメートル程度と省スペースでも育てられそうです。暑さにも大変強く、寒さもマイナス20度まで耐えることができ、大変強い品種です。また、一般的に宿根草は開花期間が短いのですが、ヘリオプシス サマーパレットの開花期間は6月から10月と長いのも良いです。
品種を決めたら我慢できなくて、ヘリオプシス サマーパレットの秋の販売を待たずに、現在売っている苗を買いました。随分と傷んでいてお特品として売られていました。購入した苗の写真を以下に貼っておきます。状態をまとめると、
- 下葉が無い:おそらく水切れして、葉が落ちたように見えます。
- 根がグルグルに回っている:購入前に鉢を持った際、固い感触があり、根が張っていると思ったのですが、ポットから抜いてみると、想像以上に根が回っていました。
苗を家に持ち帰って、植え替えをすることにしました。根がグルグル回っていて、このままだと水枯れしそうな気がしたためです。ただ、本格的な植え替えは涼しくなる10月まで待った方が良いので、今回は5号鉢にちょこっと鉢増しすることにしました。また、弱った苗の根をいじると枯れてしまうことがありますので、根鉢は崩さず、根もほぐさずに鉢増ししました。苗は高さ11センチメートルのロングポットに植わっていました。これは4号鉢の大きさでしたので、5号鉢への鉢増しは本当に少しだけの鉢増しです。
まとめ
宿根草が欲しくて、PWのヘリオプシス サマーパレットを購入しました。この品種の特徴は、以下の通りです。
- 暑さと寒さに強い
- 株幅が40センチメートル程度とコンパクト
- 開花期間が宿根草の中では長い(6月から10月まで)
涼しくなる10月までは、肥料は追肥流行らずに元肥だけで育てていこうと思います。涼しくなったら地植えにします。