悪役令嬢、公爵令嬢、青魔導士という名のビオラに続き、ジャンヌダルクも購入しました。この中二病的な名づけが私に刺さり、全品種買ってしまう勢いです。
ジャンヌダルクも、公爵令嬢・悪役令嬢・青魔導士と同じMaison de Viola(メゾンドビオラ)さんの作出品種です。メゾンドビオラさんは、愛知県豊川市で花の育種交配に取組む生産者さんで、もとは園芸店を営んでおり、数年前に仕入先の育種家生産者さんが高齢の為廃業すると相談され、『せっかく育種したお花の系統が途切れるのはもったいない』と思い、農場と育種されたビオラを引き継いだそうです。
中二病的な名前が気に入り、メゾンドビオラさんの苗を探したら、ホームセンターの半額コーナーに傷だらけに痛んだジャンヌダルクをみつけました。
ホームセンターに置かれていた期間が長かったのでしょう、随分と傷んでします。具体的には、以下の状態でした。
- 株が間延びしている
- 枝数が少ない
- 根鉢の底の根が傷んでいる
ジャンヌダルクと言えば、イギリスとフランスの百年戦争(戦争を100年も続けていた!)において、イギリスはフランスに勝ちそうだった。それをひっくり返してフランスの勝利に導いたのが、ジャンヌダルク。彼女は12歳の時、神の声(フランス国王を助けイギリスをやっつけろ)を聞き、戦争に参加。ただの女の子と思いきや、これがむちゃくちゃ強かった。しかし、戦後、彼女はフランス教会により異端審問にかけられ有罪となり火あぶりとなりました。
神に導かれてフランスのために戦ったにも関わらず、フランス教会により死刑にされるとは、ジャンヌダルクの生涯はとてもドラマティックです。
一方でビオラのジャンヌダルクは、しっかり養生して春には満開にしたいです。戦士にも休息は必要ですから。