読書
あらすじ 中学校に入学したばかりのまいは、突如として不登校になり、しばらくの間祖母の元で二人きりで暮らすことになります。新たな生活の中で、まいは「魔女」になるための修行を積みながら、自然と向き合う道を歩み始めます。一方、近隣に住むゲンジに対…
逢坂冬馬の小説『同志少女よ、敵を撃て』を読みました。本作は、本屋大賞やアガサ・クリスティー賞を受賞し、多くの読者に支持された作品です。タイトルからライトノベルのような印象を受けるかもしれませんが、実際には第二次世界大戦におけるソ連とドイツ…
生活費を稼ぐために働いていて、コスパが悪いと思ったことはありませんか?コスパの良い働き方を考えてみましょう。 はじめに:人生のコスパを気にするなら、コストとパフォーマンスを意識しよう 「こんなに働いているのに、給料が少ない」、「マネージャに…
関心のないニュースは読んでも頭に入ってきませんよね。では、関心がないのは何故でしょう?それは、その分野の知識が少ないためです。つまり、知識がない⇒関心がない⇒見聞きしても情報が頭に入らない⇒知識がない...の循環にハマっているのです。 そうい…
ロジカルシンキングには、深刻な欠点が存在します。 客観的な事実に基づいて論理的を展開し、強い説得力を持って結論を導く一方で、その結論は往々にして平凡であり、誰が検討しても同じ結論に至ってしまうという問題があります。 本書『シン・ロジカルシン…
説明上手な人は得をしていますよね。友達とのプライベートな会話は、愛嬌とノリの良さでカバーできますが、ビジネスの場で説明が下手だと困りものです。 『大事なことを一瞬で説明できる本』は、ビジネスの場で説明を上手に行うテクニックを記しています。 …
直木賞受賞作家である山本文緒さんの本『自転しながら公転する』を読みました。この本は、島清恋愛文学賞と中央公論文芸賞を受賞を受賞しています。山本文緒さんは、リアルな人間描写と心理描写の巧みな作家で、私の好きな作家の一人です。 この本のポイント…
お金のことでうまくいかないと思ったことはありませんか? 日本の統計では、大企業に就職できないと、給与は2割近く低くなります。そして、良い大学に入学できないと、大企業への就職は難しい。人生の逆転ホームランはなかなか打てないのが現状です。 資本主…
私はイスラム教についてほとんど知識がありません。しかし、パレスチナ問題やオイルマネーなど、良かれ悪かれイスラムは現代社会に大きな影響を与えています。そこで、本書『世界史劇場 イスラーム世界の起源』(神野 正史)を手に取りました。ここでは、そ…
コミュニケーションスキルの本。「教えたいこと」という概念を使って、スキルを説明している。自分にとって話したいことで、相手にとって興味のあること。それが「教えたいこと」
この本は、ウォール街のプロたちが顧客に最も読ませたくない本とも言われ、フィナンシャル・タイムズ紙の「年間ビジネス書No.1」やフォーチュン誌の「史上最高の知的な書」に選ばれるなど、世界的に高く評価されています。 本の概略 『まぐれ』では、投資の…
スマートシティとは? スマートシティとは、情報技術(IT)やデータを活用して、都市の運営や住民の生活を効率化し、より快適で持続可能な環境を提供する都市のことです。スマートシティの概念は幅広く、多くの要素が含まれますが、以下のような主要な特徴が…
本『経済ってこうなってるんだ教室』(海老原嗣生)は、小学校の算数と国語で経済と金融の基礎を解説している超入門書です。超入門書と言っても、ネットの解説記事のように浅い情報ではなく、金利や為替について深く解説しています。 金利について 日本銀行…
就職活動中の皆さん、合格するコツは、大学のOBが合格した企業に応募することです。 大学の成績は関係ありません。部活を頑張ったかどうかも関係ありません。企業は、そんなことを気にしていません。気にしているのは、あなたの「人となり」と「出身大学」だ…
衝撃を受ける本があります。「こんな切り口があったのか、、」「こんなに精緻にロジックをつみあげているのか、、」など、他と一線を画する本があります。 しかし、そんな本ほど、感想を書くのが難しい。 切り口の新しさを、どう言葉にすれば良いのでしょう…
猛烈な速度で社会・働き方・文化は変わっていますが、価値観がこれについていきません。いまどき猛烈社員の時代ではないのに、なんとなく有能・スキルアップ・高収入が大事に思えてしまいます。しかし、「いいひと」という成功方法があることを、この本は教…
やめたいのにやめられない、そんなことは誰にでもありますよね。 例えば、時間が無いのにスマートフォンを触ってしまう、体重が気になっているのに甘いものを食べてしまう、お酒がやめられないなど。 こんなやめたくてもやめられないことを、無理なくストッ…
お金のために嫌なことを我慢して働くのは仕方がないこと。でも、お金があれば、好きなことだけをして暮らしていけます。これがFIRE(Financial Independence Retire Early)です。 この本では、FIREを実現する難しさを示し、スローFIREと呼ぶ新しい生き方を提…
投資の神様ウォーレンバフェットに関する本、生い立ちから投資手法まで書かれています。 彼の投資手法は、前期と後期で変化しています。 前期はグレアム・ニューマンに影響されてバリュー株(安価な株)に投資しています。グレアムの投資手法は以下。 適切な…
この本の著者は、投資で儲けるために必要なことは、以下の3つだと書いています。 「再現性」を確立すること 「資金管理」の方法を知ること 自らの欲望や恐怖に打ち勝つ「心のコントロール方法」を学ぶこと 「再現性」とは、例えば、米国株は3~4月の春に…
これは、なんとなくわかっているけれど、しっかり分かっていない「お金の話」を簡単に分かる本です。 中学生になったら勉強するのは何のため? それは良い高校にいくため。 良い高校に行くのは何のため? それは良い大学に行くため。 良い大学に行くのは何の…
税金は、政府の収入であるだけでなく、国民の行動を変える政策ツールでもあります。ただし、行動がどのように変わるかを予測することは難しく、思わぬ行動変容を引き起こすこともあります。それでも、歴史を学ぶことで、行動変容を予測することは可能でしょ…
財務省批判が増しています。例えば、森卓郎さんや高橋洋一さんは、日本が国債で政破綻することはない、増税を試みるのは財務省役人の天下り先確保のためだ、と頻繁に発信しています。 国債発行による財政赤字の増加に伴う悪影響として、一般的には次のような…
何を書いていいか分からない…。これは、ブログやSNSが続かない理由の一つです。この本は、「どう書くか」だけでなく「何を書くか」についても記された「書く」ための全技術を解説した本です。 文章の書き方(つまり、「どう書くか」)について記された本は多…
文章を書くのが上手くなりたい! 上手な文章が書ければ、得する場面はたくさんあります。 送ったLINEやX(Twitter)のメッセージが分かりづらくて、あなたの友達はとりあえず絵文字やスタンプを返しているかもしれません。でも、上手なメッセージを送れば、SN…
この本は、社会学と心理学の研究結果を基に、不都合な真実を暴く本です。 「夢は必ず叶う」これは本当でしょうか? 小中学校の先生が好きそうなセリフですが、これが嘘であることは明らかです。このような嘘が存在するのは、真実(どんなに努力しても夢が叶…
死にたいと思った時、あなたは何を読みますか? NHKのTV番組「理想的本棚 君だけのブックガイド」の「もう死にたいと思ったときに読む本」というテーマの回で紹介された、深沢七郎の『人間滅亡的人生案内』を読みました。本書は、雑誌「話の特集」に寄せられ…
AI(人工知能)は日々発展していて、読書感想文くらいなら書けるのではないかと思い調べました。その結果、多少のコツはいるもののAIは読書感想文を書けることが分かりました。さらに言えば、私が読んでいない本でもAIを使えば読書感想文を書けます。このあ…
大久保利通、麻生太郎、安倍晋三は血のつながった一族なのは有名な話。 現在も存続する貴族(上級国民)を題材にした小説が「あのこは貴族」 かなり面白かった。
科学的知見をもとに、人間の心理や性格、行動がどのように形成されるのかを紹介。