12月下旬になると、パンジー・ビオラの値引き苗が販売されるようになります。ついつい買ってしまう値引き苗ですが、育てるにはコツがあります。先日、サントリーフラワーズのビオラ ミルフルを半額で購入したので、育て方のコツをまとめます。
値引きパンジー・ビオラの苗にありがちなこと
まず値引き苗にありがちな欠点についてまとめます。
- 根が老化している可能性がある(根が鉢底でぐるぐる回っていて、根の太さも太くなっている)
- 肥料が切れている可能性がある
- 徒長している可能性がある
時期の問題点
冬本番となる12月下旬から2月上旬には、パンジー・ビオラは殆ど成長しません。そのため、根を崩したり、地上部を切り戻したりすると、花が咲きづらくなります。つまり、手入れがしづらい時期なのです。
育て方のコツ
成長しづらい時期であることを考えて、以下のようにしています。
- 花ガラをとる、下葉の黄色くなったものをとる
- 葉の色を見て、色が悪かったら肥料を与える(ただし、量は控えめに)
- 徒長した茎の切り戻しはしない(切り戻すと、一か月以上花が咲かないため)
- 植え替えは、苗を購入してから2週間後に行う(肥料を与えて元気を取り戻してから植え替えを行う)
今回購入した半額苗
今回私が購入した苗の状態を記します。
一番目の写真のように、葉の色が黒ずんで悪いです。低温障害のように見えますが、はっきりした原因は不明です。日の当たるところにおいて、軽く肥料を与え、様子を見ることにします。
そして2番目の写真のように、節間が広がり徒長しています。切り戻したいところですが、切ると株が弱ることもあり、切り戻さずにしばらく育てます。2月のバレンタインデー頃に切り戻そうと思います。
さらにポットから苗を抜いて根の様子を見ると、細かい白根が張っていて、状態がとても良いです。しばらく植え替えせずにポットのまま管理します。花が咲くようになってから植え替えをする予定です。


まとめ
半額苗を購入したので、育て方をまとめました。
12月下旬から2月上旬は寒さが厳しく、苗がほとんど成長しないため、茎の切り戻しや根をいじるのをなるべく避けると成績が良いです。