kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



表札を貼る

訳あって、表札を門柱に貼るという作業をしました。業者に頼むと、2万円程度かかるので素人の私が張ることになりました。自分で表札を貼る方の参考になればと思い、詳しく書いてみます。

 表札自身は、下のバナーに張ったものと似たタイル表札です。タイルの貼り方をネットで調べると、色々出てきますが、要するに次の4つがポイントのようです。(1)エポキシ接着剤で貼ること、(2)重い表札はエポキシ接着剤だけではだめでボルトを使うこと、(3)エポキシ接着剤は初期接着力が弱いため24時間はガムテープ等で固定すること、(4)表札を貼る壁の凹凸が大きい場合はエポキシ接着剤では張れないため、グラインダで壁の表面を平らに加工すること。

 作業を始めようとしてふと困ったのは、私が貼ろうとしている壁は表札を貼るのに対して凸凹が大きいのか小さいのか、わからないということです。表札屋さんのWebページを見ても以下のように書いてあるだけで、判断ができません。

取付方法:接着剤による貼付。凹凸の大きい面には取付できません。接着剤の選定についてお困りの場合は注文確認メールの返信時にご質問ください。

この壁の凸凹は大きいのか?小さいのか?


 また、エポキシ接着剤は、失敗したからといって壁や表札に残った接着剤を取り除くことは難しいので、作業は一発勝負です。失敗は許されません。うーん、悩む。でも、悩んでいても何も解決しないので、思い切って貼ってみることにしました。エポキシ接着剤は、5分硬化型、30分硬化型など、固まる速さでいくつか種類があります。今回は5分硬化型をつかいました。

 まず、表札を付ける位置決めをします。ポイントは、4メートル程度離れた位置から表札の位置や傾きを確認すること。近くで見てると案外傾いているのに気づかないものです。場所が決まったら、ダンボールで表札が乗る台を作ります。この台に乗せれば表札が正しい位置になるようにします*1。このダンボールの台は、ダンボールを適当な大きさに切って、門柱に自転車のゴム紐で固定しました。

 次に、エポキシ接着剤のA液とB液を、紙皿の上で混ぜます。このとき、A液を一直線に紙皿の上に出して、B液をそれと平行に出していくと、A液とB液の量が同じにできます。しっかり混ぜたら、それを表札の裏に塗っていきます。コツは(1)厚塗りをすること*2、(2)表札の縁の近くには塗らないこと*3です。

 あとは、表札を壁にしっかり押し付けて固定します。私は自転車のゴムひもで表札を門柱にぐるぐる巻きにしました。このまま24時間放置すれば完成です。

 翌日、ゴムひもを外したら、ちゃんと表札は固定されていました。めでたしめでたし。

タイル表札 CS01

タイル表札 CS01

*1:器用な人はこんな台がなくても張れますが、急がば回れで台を作った方が正確に表札を張れます。

*2:壁の凸凹よりも厚く塗ること

*3:接着剤を表札の縁に塗ると、表札を壁に押し付けたときに接着剤がはみ出てきます。