kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



CP+ 2014

 写真関連の展示会 CP+ 2014に行ってきました。
 例年のように、ニコンキヤノンオリンパスペンタックスタムロン、シグマなどの大手が会場の外側に大きなブースを配置し、会場の真ん中には、SIRUI, Hasselbrad, IMA, などの小さめのブースが並んでいる。
 気になったものをメモしておきます。

シグマ

 2月10日発表されたDP2クアトロを触ることが出来る。ただし、30分程度は並ぶ必要があります。このカメラは、撮像素子がFoveon CMOSセンサーを搭載している点が、特殊です。普通のCMOSセンサーと違って垂直に光を分離します。この方式故、明るい場所での撮影では息をのむほど美しい絵が撮れます。また、DP2クアトロは横長のボディデザインもユニークです。一目でDP2クアトロだと分かります。

カシオ計算機

 コンパクトデジタルカメラスマートフォンにシェアを喰われ、カメラ会社各社はミラーレスカメラや一眼レフカメラに注力して行く中で、コンパクトデジカメに懸けるのがカシオ計算機です。カシオ計算機の特徴は、快速シャッターです。普通のデジカメはシャッターを切った後に、数秒待たされます。カシオ計算機のデジカメは、「サクサク撮れて気持ちいい」を追求しています。会場では5秒間で何枚撮影できるかを競うイベントをやっています。オートフォーカスが速いこともあって、私は5秒で10枚撮れました。

ソニー

 ソニーは、あんまり覚えていないです。4K TVが綺麗なことくらいかな。

オリンパス

 ブース中央にステージがあり、タッチ&トライができます。常にモデルさんがステージにいますので、少し楽しいです。自分のSDカードを持って行くと撮影データは持ち帰れるそうです。

キヤノン

 4月下旬発売のPowerShot N100の説明があります。これは、撮影者側にもレンズが付いていて、撮影時には被写体だけでなく撮影者も写します。PowerShot N100は、昨年発売の PowerShot Nの後継機だと思います。後継機と言っても機能的には連続性はなく、引き継いでいるのはコンセプト。新しい写真の撮り方、楽しみ方をキヤノンが模索するための戦略機です。今回のPowerShot N100は、被写体の顔だけでなく撮影者の顔を一緒に撮ることで、(1)誰が撮影した写真か分かる(PCソフトで撮影者の顔認識をすることも出来る筈)、(2)被写体がニコニコした表情だけでなく撮影者の表情でベストショットを選ぶ、この二つが新しいユーザエクスペリエンスを提供し、新しさを試したいという意図に思えます。

ニコン

 今回のCP+で一番楽しめたのが、ニコンでした。憧れのNIKON DfやD610で撮影することができます。撮影データを持ち帰ることも出来ます。NIKON Dfに単焦点レンズを付けると結構軽くて、非常に楽に撮影できました。また、高感度の画質が良いことも印象的でした。


明るい場所でD610にて撮影。発色が非常に良い。


暗い場所でNIKON Dfにて撮影。暗い中でもオートフォーカスは素早く、画質も良い。

パナソニック

 今回のCP+で一番モデルさんが美人でした。パナソニックのミラーレスカメラを持って行けば、近くで美人のモデルさんを撮影することができます。私は、オリンパス E-PM2で遠目に撮影させてもらいました。



リコー

 リコーと言えば、カラーバリエーションの豊富なカメラ。それを全面に出して、コンパニオンさんがピンクのカバンとカメラを持って、ブースの外で撮影されていました。私は、カメラの色にはあまり興味が無かったのですが、女の子は可愛い色のカメラをもちたいのかもしれません。Qシリーズといい、リコーは女子カメラにも力を入れているようです。

まとめ

 以前のようにデジカメという製品が売り上げを伸ばしている時代ではないため、展示会として派手さは少なめだった気がします。ただ、カメラメーカ各社は個性を出そうと模索している時期だけに、展示にも個性があって面白い。特に、カシオ計算機のサクサク感の追求、ニコンの画質追求、キヤノンPowerShot N100, リコーの女子カメラなど、特色がありました。