デジカメ画像のJPEGフォーマットには、アプリケーションマーカという画像のデコードには関係ないが、アプリケーションが使用するデータを格納する領域がある。この領域の中にジオタグがあり位置情報を書き込めるようになっている。通常のデジカメはGPSを備えないため、ジオタグが使われることは無い。
さて、旅行に行ったとき写真を撮るわけだが、数年たってその写真を見るとどこで撮ったものか曖昧になっていることがよくある。「えっと、那須に行ったときの写真」など大雑把に言えるが、せっかくならピンポイントでどこで撮ったか分かると、旅の記憶も鮮明に甦る。また、いわゆるライフログという観点からも、毎日何を食べたかデジカメで撮るのも楽しいのだが、それがどこで食べたのかが分かると一層楽しいし、後の検索も容易である。
この夏、リコーのデジカメCX1を買ったことだし、ソニーのGPSユニットGPS-CS3Kも買ってみた。まだ試しに使った状態であるが
- 家の中でも衛星を補足できる
- 車の座席に放り投げておいても、位置を記憶できている
- かばんの中に入れて歩き回ってみたが、位置を記録できている
と、結構使えそうである。
難点を挙げれば、付属のキャリングケースにGPSユニットを出し入れするとき、摩擦が高くてやりずらいことである。別途巾着袋でも買えば良い話ではあるんだけども。
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- 発売日: 2009/03/06
- メディア: Camera
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