kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



バラ鉢の最適な大きさ

 バラを鉢で育てている方は多いと思います。鉢の大きさはいくつが良いのか?これってバラを鉢で育てている者にとっては知りたい答えですよね。
 一般に8号鉢以上で育てることが推奨されています。一方、イングリッシュローズのデビッドオースチンのサイトを見ますと、鉢向きの品種の所に、25リットルを推奨していたりします。

できるだけ大きな鉢を使用することをお勧めいたします。できれば25リッター以上の用土が入る鉢を使ってください。

25リットルというと、スリット鉢の10号で12.8リットルですから。CSM-400というスリット鉢を用意する必要があります。うーん、こんなに大きくないとダメなのでしょうか?
 実は、6号鉢や7号鉢程度の小さめの鉢でもバラは大きく育ちます。デビッドオースチン京阪園芸バラの家の3つの有名なナーセーリーを訪れたことがあります。これらのプロは、小さな鉢でも大きくバラを育てています。
 
 バラの鉢の最小の大きさは、バラの根が回っているかどうかで決まります。逆に言うと、根鉢がいっぱいになるまでは、いくらでも小さなサイズの鉢で育てることができます。また、バラの成長にとっては鉢は小さいほうが好ましいものです。一方、鉢のサイズが大きいほうが水やりの回数が減って、バラの管理が楽です。簡単に鉢の大小によるメリット・デメリットをまとめます。

  メリット デメリット
小さい鉢 ・土の乾湿の繰り返しが増えるためバラの根が良く育ち、株が元気に育ちます。
・鉢を置くスペースが少なくて済み、楽です。
・水やりの回数が多くなるため、管理の手間が増えます。
大きい鉢 ・水やりの回数が少なくて済み、管理が楽です。 ・土の乾湿の繰り返しが減り、根の成長が遅く、株が育つのが遅くなります。
・鉢を置くスペースが多く必要になります。

 鉢の最低のサイズを見定めましょう。
 鉢は小さいほうが、バラは良く育ちます。しかし、小さいにも限度があり、根が回るようではバラの成長が鈍ります。そこで、冬の土替えを行う際に、バラの根が回っていないかチェックします。例えば、私の育てているつるバラのドンファンは、10号鉢に植えていた頃は、冬に土替えをしても毎年根がいっぱいになっていました。この状態では、株はこれ以上大きくなることはできません。鉢を大きくする必要があります。


ドンファンの根鉢。毎年土替えをしても根がいっぱいになる。
 一方、私の育てているレディエマハミルトンの場合、1年目では8号鉢で根はいっぱいにはりません。もう少し小さな鉢、例えば7号鉢の方が良いでしょう(水やりの回数が増えるので鉢を小さくしませんが、、)。

レディエマハミルトン大苗の一年目の冬の根鉢
 


 鉢のサイズについて目安を述べます。
 新苗で買ったバラは4号鉢に植わっていると思います。普通は根が回っていると思います。6号鉢に鉢増ししましょう。
 大苗で買ったバラは6号鉢に植わっていると思います。できれば、6号鉢のまま育ててみて、8月に葉が黄色く変色するようならば、8号鉢に鉢増ししましょう。鉢から株を抜いて根が回っていなければ、鉢増ししない方が育ちが良いです。
 あとは、冬の土替えの時に根の状態をチェックして、鉢増しするかどうかを決めると良いです。

まとめ

 バラの鉢の大きさはなるべく小さいものを使うのが良い。ただし、根が回っている株は鉢増しをします。
 新苗は、4号鉢に植わっているので、6号鉢に植え替えましょう。大苗は、夏に下葉が黄色く変色するようだと、8号鉢に植え替えましょう。
 8号鉢以上に大きくするかどうかは、冬の土替えの時に根が回っているかどうかで判断します。大きくなるバラは10号鉢でも鉢が小さく、株が本来の大きさに育ちません。コンパクトにバラを育てたいときは、冬の土替えの時に根が回っていても鉢の大きさを維持することで、株が大きくなることを防ぐこともできます。

 ところで、一年を通しての作業を記した記事も書いているので、良かったら見てください。
kota.hatenablog.com

補足

 鉢の種類については、スリット鉢を使うと育ちが良いです。普通の鉢だと、根が鉢底で回って根の行き場がなくなります。一方、スリット鉢だと鉢底の根がスリットの所で上に伸びていくため、鉢の土全体を使い切ることができます。
 スリット鉢でなくても、角鉢を使うと根が回らなくなり良く育ちます。角鉢だと複数の鉢を並べた時、すっきりしていて見栄えも良いです。
 また、バラは深根なので、鉢の深さは深い方がバラは良く育ちます。リッチェルのバラ専用鉢やアップルのバラ専用鉢を選ぶと、鉢の深さに迷わなくて良いかもしれません。

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