kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



権限移譲って必要なのかな?

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 日経ビジネス(2014年7月7日号)を読んでいると、「大胆すぎる権限移譲」という村田製作所の記事がありました。これを読んでいて、権限移譲ってそんなに大切なのかなぁ?と疑問に思いました。
会社のリーダーが部下に権限を任せる、というのは一種の流行のように思います。一方で、アップルのスティーブジョブスのような何でも一人で決めてしまう強いリーダーを渇望している風潮もあるように思います。
 強いリーダーに権限を集中する組織は、意思決定システムがシンプルで分かりやいというメリットを持ちます。ただ、組織が大きくなると、リーダーの負荷が大きくなって、意思決定に要する遅延が増えます。一方で、権限移譲をすると、一種の分散システムになるわけですから、誰が何の意思決定をするのかわかりづらくなります。また、意思決定をするための情報を周知する必要がありますので、そのためのオーバーヘッドが増えます。その代り、組織が大きくなってもスケールするシステムです。問題は、移譲する権限が矛盾なく委譲できるかという点が難しい。どういう切り口で権限を分けると矛盾が少ないか、ここが難しそうです。
 こう考えると、1000人程度の組織であれば、リーダーに権限が集中する方が楽そうです。それ以上に組織が大きくなると、権限委譲が必要なのでしょう。 

リーダーになる人に知っておいてほしいこと

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