パソコンのHDDをSSDに交換しました。この記事は、そのときの作業記録です。
なぜSSDに交換したのか?
どうも最近PCが遅い。写真を多く保存しているためなのか、それともレジストリが汚れてきたためなのか、原因は不明だが、非常に遅い。特に起動後の5分間ほどは遅くて使い物にならない。リソースモニターを確認すると、ディスクアクセスが多いようだ。どうもファイルのインデックスを作っているプロセスがディスクアクセスをしているらしい。写真は5万枚ほど保存しているので、それで遅いとしたらディスクを速いものに交換するしかない。
そこでHDDよりも断然アクセス速度の速いSSDに交換することにしました。
SSDは何を選んだのか?
まずはディスク容量を決めます。
写真データは量が多いためSSDには載りません。そこで、写真データ用にHDDを1台、それ以外用にSSDを1台という構成にしましす。この構成だとSSDの容量は最低150GB必要。現在のGB単価は11円程度と安いので、余裕を見て500GB程度のSSDを買うことにしました。ディスクが足らないPCは使いづらいので、ディスクは余裕を持たせておくのが良いため。
外付けではなく内臓SSDにするため、PCとの接続はSATA。私のPCは古くてmSATAやM.2には対応しておらず、SATA一択です。
これらの条件で価格コムで製品を探すと、LexarのLNS100-512 RBJPが良さそうに思えます。SSDは消耗品ですが、壊れるとリカバリーがやっかいなので、レキサーのブランドを重視。
Lexar NS100 2.5インチSATAIII内蔵用SSD 512GB LNS100-512RBJP 国内正規品 3年保証
- 出版社/メーカー: LEXAR MEDIA INC
- 発売日: 2019/05/28
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換装手順
詳細な手順はネットを探ればいくらでも出てくるので、簡単に記します。
- PCの電源ケーブルを抜き、SSDをSATAでPCに接続し、電源ON
- Windowsが古いHDDから起動したら、Windowsの「ディスクの管理」ツールでSSDを初期化。ここで大事なのはパーティションスタイルでMBRを選択すること(GPTを選択すると古いBIOSのPCでは起動できないため)
さらに、未割当領域をシンプルボリュームとします。割り当て容量は最大容量とします。 - 古いHDDのデータをSSDにコピーしてクローンを作成します。コピーには、EaseUS Todo Backup Freeを使いました。このソフトを選んだのは、特に理由はありません。ネット検索してたまたま見つけたのがこれだったというだけのことです。
- コピー作業が済んだら、PCの電源を落として古いHDDをPCから外して、再び電源をONにします。必要ならばBIOSの設定でSSDから起動するよう設定します。これでSSDから起動します。
- 起動したら、自動でSSDをデフラグしないように設定を変えます。
手順にするとこれだけなのですが、私は、上の2でトラブりました。SSDの初期化中にSSDにアクセスできなくなり、PCを再起動しましたが、それでも「ディスクの管理」ツールでは処理を進めることはできなくなりました。仕方ないので、diskpartコマンドを使いました。
diskpartコマンドはコマンドラインツールで、コマンドプロンプトからdiskpartとコマンド名を入力します。色々試した末、SSDが書き込み不可の状態になっていたようで、以下の手順で解決しました。
- list disk
- select disk 1
- attributes disk clear readonly
SSDに交換して性能は上がったか?
SSDにしてPCの動作はかなり速くなりました。目に見えて速いのは、以下の3点。特に2番目のPC起動直後のパフォーマンスは大きく改善されました。満足です。
- PCの起動速度
- PC起動直後のパフォーマンス(Webを見たり、アプリを立ち上げたりしたときのレスポンス)
- PCが起動してしばらくしてからのアプリの起動速度
まとめ
PCが遅くなったのでHDDからSSDに替えました。
SSDはレキサーの512GB 2.5インチのものを使いました。これを3.5インチ変換マウンタに載せてPCに内臓にしました。
SSDに替えた効果は抜群で、特に起動直後のPCのパフォーマンスの低さは大幅に解消されました。
アイネックス 2.5インチSSD/HDD変換マウンタ HDM-34
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