kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



既存顧客に既存価値を改善

 新規顧客を開拓するよりも、既存顧客を囲い込むことが計算できるビジネスのやり方である。しかしながら、既存顧客を囲い込める理由が人間的な価値でない場合、必ず他社に顧客を奪われる。顧客に提供している価値をさらに高める工夫をすることも重要ではあるが、他社との競争の中で価値を高めていくとそのうち、提供する価値が顧客の求める価値を超え、競争力を失う。
 こう考えると、新規顧客開拓、あるいは既存顧客への新規価値開拓が重要になってくる。しかしながら、これはトライ&エラーを通じてしか達成できないため、難しい。要するに成功するまで失敗を続ける、計画的に失敗するという戦略が必要である。
 分かりやすい例は、wiiである。ゲーム機ではあるが、新規顧客・新規価値を提供することに成功している。

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)

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