本田直之の「レバレッジ・シンキング」を読んだ。
ずいぶん前に売れた本ですので、内容はご存知の方が多いと思う。
- 労力
- 仕組み化
- 習慣化
- KSF(Key Success Factor)を見つけろ
- 時間
- ゴールから決めるスケジューリング
- 時間割を作る(どの項目にどの程度の時間をかけるか、優先度を考える)
- 自己投資の時間を最初にスケジュールに入れる
- 知識
- 自分に似たタイプの人から、知識を学ぶ
- 本から得た知識は、実行してこそ身に付く
- 人脈
- 人脈作りの基本は、コントリビューション。相手にどんなバリューを提案できるか考える。
- 築いた人脈同士を結びつける。これにより人脈が有機的に増えていく
根底に流れている思想は、
- あらゆるものを継続的に効率化せよ。効率化した結果浮いた時間を自己投資に使い、さらなる効率化を目指せ
である。
著者も述べているが、効率化のためにチェックリストやテンプレートは非常に役に立つ。実は、このチェックリストは使いこなすのが簡単ではない。例えば、KSFを見つけるというチェック項目があったとして、KSFを見つけること自身が難しいのだ。そのため、チェックリストを使う練習が必要になる。つまりチェックリストは、実行してこそ身に付くのである。
リストに興味のある方は、以下のサイトが役に立つ。もちろん身につけるには練習が必要がある。
http://listfreak.com/
レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2007/06/29
- メディア: 単行本
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