仕事ができる人が使いこなすNo1ツールと言えば、ToDoリストである。行うべき項目をその締切りを記してリスト化しておくものである。ToDoリストを作れない人は、ビジネスマンとしては三流以下である。仕事ができる人ほど、ToDoリストをメンテナンスして、仕事の優先度を決めている。
さて、ToDoリストの項目を、上司から依頼された仕事や客先から依頼されたものなど、他の人から依頼された項目(外部項目)と、誰から頼まれたのではなく自分がやりたいなと思って記した項目(内部項目)に分けて数えてみよう。もし、外部項目が内部項目よりも多いときは、仕事のスタイルを見直した方が良い。あなたは仕事ができる人ではなくて、仕事をするだけの人になっている可能性が高い。
仕事でも遊びでも、どうやるか(How)よりも何をやるか(What)が重要である。例えば、女の子をどうやって口説くかどうすれば振り向いてくれるかに一生懸命になると、誰を口説くかの選択か甘くなる。そして付き合ってから何か違う、ということになる。
目の前の仕事をどうやってやり遂げるかに注意が向きがちであるが、その仕事を完璧にやり遂げたときどれくらい大きな意味があるかも考えると良いことが多い。別の見方をすれば、Howは戦術、Whatは戦略と言えよう。戦略ミスは戦術では挽回できないという言葉を思い起こそう。
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