夏と言えば海。海と言えば沖縄である。
夏の沖縄なんて暑いにちがいないと思っていると、それは大間違いである。例えば今日の天気予報を調べると、東京の最高気温が35度、那覇が33度と、沖縄の方が涼しいのである。最高気温だけでなく、沖縄では夕方になるとグッと気温が下がり快適である。
さて、今回の沖縄は、レンタカーを借りて本部(もとぶ)のほうへ遊びにいった。
レンタカー
レンタカーは、トヨタレンタカーでVitzを借りました。排気量は1Lかな?? 上り坂ではアクセルを床まで踏むこと何度もあり、普段2Lの車に乗っている私にはパワー不足な感じでした。ただし、上り坂以外では十分なパワーでストレスを感じることもありませんでした。
お盆の時期に沖縄に行っただけあって、レンタカーは非常に混んでいました。しかし、トヨタレンタカーの客のさばき方は見事で、空港で送迎バスを5分待ち、事務所で15分待ったくらいで車に乗り込むことが出来ました。また、車を返す際も手際が良く、車を事務所に停車して係のお兄さんに契約書を返したら事務手続きは終わりでした。空港までの送迎バスを10分待って、すぐに空港に移動できました。
ホテル
ホテルマハイナウェルネスリゾートオキナワ
ホテルマハイナウェルネスリゾートオキナワで2泊した。このホテルを一言で評すると「メリハリの効いたホテル」である。
先月に一階のプールやロビー、レストランなどの共用エリアを改装しただけあって、とても奇麗である。特にプールは広くて30メートルあり、大人でも十分楽しめる。プールのデッキチェアは良くある木製ではなくメッシュシートが張ってあり濡れた体で寝転んでも、チェアはすぐ乾いて快適である。また、レストランの食事も美味しく、満足度は高い。一方、客室エリアの外観は少し古い感じ。部屋の中は奇麗だ。
ここのホテルには何故か大浴場があり、大変賑わっていた。やっぱり日本人は大浴場が好き。
大きくて奇麗なプール。夜にはプールサイドでジャズの演奏が行われる。朝・夕のプールサイドは涼しい風が心地よく、ラウンジでマンゴージュースを飲みながら過ごすと良い。
プールサイドに置いてあるデッキチェア。座面がメッシュのシートで張られていて、通気性が良くて気持ちがよい。もちろん無料。
プールサイドに置いてあるチェア。こちらは日よけを出すことができる。家族連れはこちらの方がお勧め。もちろん無料。
部屋の中の様子。奇麗な部屋だった。また、とても広い部屋で満足度は高い。
恩納マリンビューパレス
さらに、恩納マリンビューパレスに一泊。ここは、コストパフォーマンス重視のホテル。特にわぁっという驚きはないが、不満な点もない。ホテルの従業員の応対が気持ちよかった。
アクティビティ
美ら海水族館
今回の旅の目的の一つは、美ら海水族館に行くこと。
私は、大阪の海遊館で何度かジンベイザメを見たことがあるので大して期待していなかったのだが、ここのジンベイザメは大変大きく感じた。照明のせいだろうか、とても幻想的でずっと見ていても見飽きない。ジンベイザメとマンタを眺めているだけで沖縄に来て良かったと思える。
ところで、美ら海水族館はとても混むので、夕方から見に行くのがコツだ。入場料も夕方4時以降は3割引でお得な上に、人も空いてくる。具体的にお勧めは、4時過ぎに入館し、入り口のところで係の人が写真を撮ってくれるのでまずここで写真撮影。そして、5時からジンベイザメの餌付けがあるため、大水槽前(一階)に移動して餌付けを見学する。その後、いったん水族館の外に出て「オキちゃんショー」(イルカショー)を見る。その後、水族館に再入館すると、人も少なくなっておりゆっくり見学することができる。時間が許せば、閉館間際の8時にジンベイザメのいる大水槽に行くとゆっくり写真撮影ができる。
美ら海水族館の大水槽の前。絶好の撮影スポットなので、人の少ない時間帯に行くのがお勧め
エメラルドビーチ
美ら海水族館のある海洋博公園にあるビーチがエメラルドビーチ。まさにエメラルドグリーンの色をした海を楽しむことができる。
海洋博公園の一部だけあって、駐車場・トイレ・食事が整備されていて快適。昼間はこのビーチで遊び、夕方から美ら海水族館に行くのがお勧めのコース。
古宇利島
古宇利島は、沖縄本島でトップクラスの海の奇麗な場所である。また、この島に架かっている古宇利大橋をドライブすると、海の上を走っているような爽快感が得られる。20分もあれば、古宇利大橋を渡って島を車で一周できる。シュノーケリングをする人には、是非お勧めである。
透明度の高い、古宇利島の海。シュノーケリングスポット。
青の洞窟
青の洞窟は、最近人気のダイビング・シュノーケリングスポットである。洞窟の奥に青く光る幻想的な場所があり、必見である。
私は、アイランドクラブのツアーに参加した。事前にネットで調べたところ、青い光は午前の方が奇麗とよく書かれていた。私は夕方4時のツアーであったため少し心配したが、実際には非常に美しい青い光を見ることが出来た。ツアーガイド曰く、昼間は洞窟内で渋滞するほどの人気だとのことなので、人ごみを避けるなら夕方に行くのが良いだろう。
また、アイランドクラブで防水デジカメを3000円で貸してもらえるので、借りるのが良いだろう。ツアーガイドがシャッターを押してくれるので、青い光の中での様子を記念に残すことができる。
青の洞窟へは、岩場を10分ほど歩く。3歳くらいの男の子でも歩けるが、体力に自信の無い人は事前に確認しておくのが良い。私の参加したアイランドクラブでは、ツアーガイドが段差の大きいところで手を引いてくれたので子供でも大丈夫だった。
本部牧場
焼き肉レストラン「本部牧場」は、今回の旅行で飛び抜けて美味しかった。焼き肉以外に、ハンバーグなども選べる。ハンバーグのデミグラスソースが格別美味しく、お勧め。結構混むので時間に余裕を持って行く必要がある。
本部牧場のハンバーグ。ライスをつけて1200円。メチャクチャうまい
那覇空港
帰りの那覇空港は、とても混んでいた。飛行機の出発時間の2時間前に空港に行くように言われていたが、本当に2時間かかった。時間がかかるのは、手荷物を預ける列が長いためで、この列に1時間以上並ぶことになった(荷物を預けない人は、出発の30分前に空港に到着すれば十分間に合う)。
まとめ
夏の沖縄は、東京圏に比べて涼しく、旅行にお勧めである。
エメラルドビーチで昼間遊び、夕方から美ら海水族館に行き、その後に本部牧場で夕ご飯というのが、お勧めコースである。
シュノーケリングをする人は、古宇利島に是非行こう。とても美しい海が楽しめる。また、シュノーケリングをしない人も、青の洞窟には是非行こう。普段見ることのできない幻想的な光景を楽しめる。