kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



シルバーデモクラシーで得する人、損する人

 「【EU離脱】高齢者に怒り、悲痛な声をあげる若者たち なぜ?」(YAHOOニュース)
 
 イギリスは、EUからの離脱の是非を問う国民投票を行った。傾向として、高齢者は離脱に賛成し、若者は残留に賛成する者が多い。

「16、17歳の声は聞いてもらえなかった。私たち自身より90歳の人の方が、私たちの残りの人生を決める力が強いなんて」

17歳以下の若者は、国民投票に参加できなかった。
 
 ”シルバーデモクラシー”という言葉が、目に留まる。高齢者のための民主主義。高齢者に有利な政治が行われ、若者には不利な政治となる。そんな状況を揶揄した言葉だ。
 
 日本の選挙において、若者の投票率は低い。その結果、日本も”シルバーデモクラシー”が行われている。次の選挙からは、日本でも18歳は投票できる。「大学の授業料を下げる」、「奨学金制度の充実」、「終身雇用制度の廃止」等、若者向けの政策は多々考えられる。日本の”シルバーデモクラシー”が変わるか、注目したい。