kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



技術

NFTとコンテンツ流通に関する期待と問題

(フリー素材ぱくたそ(www.pakutaso.com)model by 井隼そら) NFT(Non-Fungible Token)というものがあります。ブロックチェーンの応用で、デジタルデータの所有者を記録するものです。これをどう使うと良いのか、皆が試行錯誤している状態で、また過剰な期待…

マストドンの可能性とは? 「公共の場」ではなくお子様立ち入り禁止

マストドンことMastodonが急速に注目を集めている。 【ポストTwitter? 急速に流行中「マストドン」とは】(ITメディア) ここでは、マストドンの今後についてその可能性を論じてみたい。 マストドンとは? ユーザから見ればTwitter(SNS)のようなもの。 ただ…

成功体験は披露され、失敗体験は秘密にされる、そして世界は不安定になる

成功体験ってみんな好きですよね。 話す方も、聞く方も、両方これが好き。だから、成功体験って世の中に拡散されてシェアされていく。 一方、失敗体験って殆どシェアされない。聞く方は失敗体験も好きなのですが、話す方が話したがらない。 「佐賀県の教育情…

Webアプリとモバイルアプリの違い

HTML5が勧告されたのは昨年。徐々に、HTML5も使われ始めているようだ。しかしながら、前評判ほどにはHTML5が爆発的に普及しているとは思えない。なぜHTML5は思ったほど普及しないのか? HTML5の仕様が議論されていた頃は、HTML5を使ったWebアプリケーション…

Googleのネットワークはスケールアウトだって!?

「「10年前からスイッチを自作」、Googleが“公然の秘密”をついに公表」(ITPro) この記事は、Open Networking Summit 2015(2015年6月14日〜18日@米カリフォルニア)のGoogle Fellow Amin Vahdtの基調講演の説明です。講演の内容はYoutubeでみることができ…

社会、あるいは文化を変えるということ

私は、一応技術者である。学会なんてものにも一応世話役側として参加している。 私の目標は、文化を変えること。昔は、紙で手紙をかいていたね、とか、昔は、キーボードを叩いていたねとか、新しい文化を作ることを夢見ている。 学会などの新しい技術を見て…

ビッグデータ分析、陳腐化のはじまり

「手軽にビッグデータ 分析ソフト・サービス普及」(日経新聞@ 2014/7/29) インターネットやスマートフォン(スマホ)の普及で日々増え続ける膨大なデータ「ビッグデータ」。これを収集・分析し、消費者のニーズを掘り起こしたり、行動パターンを予測したり…

ビッグデータと、因果関係と相関関係

「ビッグデータの正体 情報の産業革命が世界のすべてを変える」は言う。 ビッグデータの時代には、暮らし方から世界との付き合い方まで問われることになる。特に顕著なのは、相関関係が単純になる結果、社会が因果関係を求めなくなる点だ。「結論」さえわか…

ビッグデータを簡単にまとめる

はじめに Buzz Wordと化して、もはや分け分からない用語となったビッグデータについてまじめに調べてみました。 ビッグデータでなにかすごいことができると言われながら、何が出来るかいまいちよく分からないものです。 『ビッグデータ活用は水面下に潜る? …

Google Scholarのマイライブラリとマイ引用の行く道

Google Scholarは、技術論文や特許などを検索するグーグルのサービスだ。Google Scholarの新しい機能がマイライブラリとマイ引用である。 マイライブラリは、検索した論文・特許を記録するいわばブックマーク機能である。使い方は、Google Scholarで検索した…

ビッグデータと仮説思考

ICT分野での流行の一つはビッグデータである。正確には、ビッグデータ処理が流行りである。たくさんのデータを集めて相関をみつけることで、なんかの役に立つに違いないという話である。 昔はデータマイニングという言葉があった。データの隠された相関をみ…

ニュースの読み方: 日本のスマートグリッドの方向が変わってきた

スマートグリッドとは、電力網をIT技術で賢くして、電力を便利に効率的に使えるようにするということだと説明される。ただし、日本においては、電力産業において競争を促進することで、電力を効率的に供給できるようにすることである。 昔、電話事業はNTTが…

Amazon Web Serviceの進化

Amarzon Web Service(AWS)のカンファレンス"re:Invent"がラスベガスで行われている。このカンファレンスでの基調講演の内容が明快で素晴らしい。AWSの主張は、安い、凄い、の2点である。 「安い」については、クラウドはプライベートクラウド(企業のデータ…

OpenFlowは役に立つか? ユーザ意見より

通信業界の一部で話題のOpenFlowですが、何のメリットがあるのか分からないという人も多いと思います。私も分かりません。”柔軟性”がキーワードであるのは分かるのですが、その”柔軟性”がどんなご利益をもたらすのかいまいちよくわかりません。 そんなとき「…

電子書籍の権利・ビジネスモデルに関わる論点

米国では、アマゾンのKindleをきっかけに電子書籍の普及が進んでいる。それに対して日本では、楽天がKoboを売り出すなど様々な動きがあるもののなかなかこの普及が進まない。その背景には、出版社の権利をどうするかや、街の書店を潰してよいのかなど、権利…

OpenFlowについて

いま通信業界の一部で盛り上がっている技術にOpenFlowがあります。 OpenFlowとは、ルータにはパケットフォワーディングだけやらせて、フォワーディングテーブルの設定は別のサーバでやるというものです。テレコムの言葉で言えば、CプレーンとDプレーンを分離…

Androidで誰が儲かるのか? 答えは簡単

本田雅一のエンベデッドコラム(11):「Androidで誰がもうかるのか?」――誰かがもうかるルールの下でゲームをしよう!やアンドロイドの論点 : 「Androidで誰がもうかるのか?」に関する考察を読んでいて、複雑に考えすぎているように思う。Androidで誰が儲…

レイヤバイオレーション

「レイヤー越えが出来ない人たち」(及川卓也さん)とこれが引用している「spモードはなぜIPアドレスに頼らざるを得なかったか」(高木浩光@自宅の日記)が面白かった。 これらは、NTTドコモのメールの差出人が書き換わるという事故を題材にしている。この…

来年のスマートグリッド

今年のキーワードの一つが「スマートグリッド」である。スマートグリッドは、キーワード先行というか、Buzz Wordというか、いまのところ中身がない。10年前の「ユビキタス」の再来のようである。 温故知新ということで、来年の「スマートグリッド」を考え…

TAAS(TV As A Service)

先日職場で飲む機会があり、新人のみんなと話をしていた。そのとき驚いたことに、新人のみんながTVを持っていないというのである。今のTV放送業界というのは、斜陽産業で、時々刻々衰退していっているのだが、TVを持たない世帯が出てき始めているとは思って…

ユビキタスの時代が終わり、ビッグデータの時代が始まる

IT分野では、1990年後半に「ユビキタス」という言葉がはやりました。政府もu-Japan構想などぶち上げていました。1999年くらいの学術論文にはよく「ユビキタスとは偏在するという意味で、コンピュータが身の回りにバラまかれて生活を支援する」というような…

新技術がIPv4を有効にし、IPv6を時代遅れにする

まったく流行らないIPv6であります。IPv6の議論がIETFで始まったのが1992年ですから20年近く前のことです。つまり、IPv4アドレスが枯渇するっと20年近く心配していたということです。 IPv6は、IPv4が使えなくなったら使う代替プロトコルですが、この20年…

Googleのモトローラ買収の次

Googleがモトローラ・モビリティズ(モトローラ社の携帯電話部門)を約1兆円で買収すると発表しました。これでGoogleはAndroidというソフトウエアと携帯電話のハードウエアの両方を手に入れることになります。では、今後Googleはどう動くのでしょうか?今日…

スマートテレビは今後どうなる?

スマートグリッド、スマートシティ、スマートフォンと、なんにでも「スマート」が付くようになった。数年前の「ユビキタス」と同じだ。いわゆるbuzz wordってやつだ。 そんな中で、スマートテレビに関しては注視している。昔は通信放送融合が進化の方向と考…

サムソンのデモから見るWi-Fi Direct

Mobile World Congress 2011(MWC2001)でサムソンがWi-Fi Directのデモを行った。 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110216/357274/ デモの内容は、スマートフォン同士で写真を共有するというもの。 さて、このデモがいけてるかというと、全くいけ…

十字軍とIETFとスマートグリッド

今日は難しい話です。私の文章力を超える話題なので、読み手の想像力で補ってもらえると嬉しい。 まずは、十字軍の復習から。十字軍は、キリスト教徒の聖地エルサレムをイスラム教徒からキリスト教徒が奪還する神の戦いである。その背景には、聖地エルサレム…

World IPv6 Dayは不便な日

6月8日は、World IPv6 Dayだそうです。 http://recommend.yahoo.co.jp/ipv6day/ Yahoo! JAPANをはじめ、Yahoo! Inc.、Google、Facebook、Akamai、Limelight Networksといったインターネットサービス事業者が、一斉に特定の1日(24時間)に限定して自社ウェブサ…

iPhoneの次はあるか?

Androidの勢いが止まらない。comScore社の発表によれば、米国2011年1月に出荷されたスマートフォンをOS別にみると、1位がAndroid(31.2%)、2位がRIM(30.4%)、3位がiOS(24.7%)であった。 http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1103/08/news024.html…

スマートフォンの拡大とビジネスモデルの変化

iPhoneを武器にソフトバンクモバイルが加入者数を伸ばしたことに対抗するために、NTTドコモとauはAndroidを中心にソフトフォーンの新モデルを続々と投入し始めている。各社がスマートフォンを投入したことで、携帯電話キャリアがまた横並びに戻ったように表…

朝日新聞デジタルの先

朝日新聞社が有料ニュースサイト朝日新聞デジタルを開始した。 http://digital.asahi.com/紙の朝日新聞をWebでも見られるようにしたもので、無料ニュースサイトがたくさんある中で、有料会員を集められるか興味のあるところである。朝日新聞社側は、記者…