ゴールデンウィークに行った京都旅行の記録です。
今回は京阪七条辺りを中心に散策しました。
イルザッカヤ
イルザッカヤは、京阪七条駅すぐの古民家カフェ。ランチにパニーニを食べました。これがすごく美味しい。良いチーズを使っています。これだけのパニーニを出すお店はなかなかありません。
また、このお店の店員さんは皆イケメンです。ワイルドな感じな人から可愛い感じの人までイケメン男子が揃っていて不思議なお店です。
伏見稲荷大社
京阪電車伏見稲荷駅から伏見稲荷大社までは徒歩で数分です。ただ、観光客が多くて少し時間がかかります。また、伏見稲荷大社は外国人に人気の観光スポットなだけあって、外国人が多いです。
伏見稲荷大社は、なんといっても千本鳥居が有名でしょう。寄進された鳥居が並んでいるわけですが、その数が多すぎて狭い間隔にびっしりと立ち並んでいます。鳥居の朱色が神秘的で中を歩いていると不思議な気がします。
鳥居の寄進は今も続いていますので、伏見稲荷大社の鳥居の数はどんどん増え続けています。鳥居には寄進された日付けが入っており、今年寄進されたものもありました。ちなみに、一番小さい鳥居は17万5千円で寄進できます。
また、伏見稲荷大社の敷地内には千本鳥居以外にも、鳥居の立っている場所があり、全てを回るには2時間かかります。かなり本格的なトレッキングをする覚悟が必要です。ただ、全部を見なくても千本鳥居だけでおなか一杯になりますので欲張るのはやめましょう。
伏見稲荷大社の参道には狐のお面が売られています。女子はこれを付けて歩くと可愛いくて周りからの注目度が上がります。みなさんもお面をつけて散策してみてはどうでしょうか?
写真を撮る方は、伏見稲荷の正門の撮影をお忘れなく。大きな鳥居は圧巻です。
また、お稲荷さんの像があちこちにあり、それぞれ違った表情をしています。ゆるキャラと違って愛想を振りまくことなく怖い顔をしていて迫力があります。
京阪伏見稲荷駅に稲荷の絵があります。とてもクールなので、撮り忘れないようにご注意を。
三十三間堂
南北に118メートルもある横長のお堂。柱の数が三十三あることから三十三間堂と呼ばれています。
このお堂の中には千手観音像が千体収められています。是非、千体の観音像の顔の違いを楽しんで欲しい。もっとも5分の1も見ればおなか一杯になります。千手観音が千体でメガ。100万の手があると思うとその迫力は尋常ではありません。
三十三間堂を写真に撮るのは難しいです。24mmの広角レンズではすべてが収まりきりませんでした。それほどに長い建物です。
清水寺
東山五条の交差点から五条坂を上がってさらに茶碗坂を上って清水寺へ。
茶碗坂は清水焼のお店が並ぶ通りです。清水焼の老舗朝日堂さんの経営する利き酒処336も人気です。飲んでから清水焼を見ると、気が大きくなって清水焼を買ってしまいます。まずは清水焼を見てから飲みましょう。
茶碗坂を上がっていく途中で清水寺のお堂が上の方に見えてきます。また、茶碗坂の横道に階段があったりと起伏があり、街に風情があります。
清水寺の清水の舞台は今は工事中です。
清水寺内には音羽の滝と呼ばれている場所があり、3本の水が上から落ちているところがあります。その水を飲むとご利益があるといわれており、その効能は向かって左から学業・恋愛・健康に聞くそうです。
清水寺の観光スポットは清水の舞台と音羽の滝が有名です。それ以外にも風景の美しい場所はたくさんありますので、ゆっくり散策してはどうでしょうか?
日が暮れるまで清水寺にいると、夕日に染まる仁王門の写真を撮ることができます。朱色の門に茜色の夕日の組み合わせはとても美しい。
水飲み場の龍が怖い顔をしていて大迫力です。
日没後に清水坂を降りると、そこはまた雰囲気の良い通りです。清水寺周辺は夕暮れ時を狙って行くのが正解です。
東山庭
清水寺から松原通を下って三年坂を超えたところにレストラン東山庭があります。ここで夜ご飯を食べました。ここは落ち着いたレストランです。カジュアルじゃないけどフォーマル過ぎない、そんな適度なレストランです。料理が綺麗でした。
一番美しかったのはデザート。カボスが添えられているところが京都っぽい。
京都国立博物館
たまたま京都国立博物館で海北友松展をやっていました。
書き込んでいるわけではないのに生き生きとした龍の絵が印象的でした。
また、京都国立博物館から京都駅方面を見ると、曇り空が低くてまさに龍が降りてきそうな風景です。友松展は東京ではなく京都で見た甲斐があります。
お昼ご飯をこの博物館内のカフェからふね屋で食べました。あまり期待していなかったのですが、結構おいしかった。
京都鉄道博物館
お昼ご飯を食べてから、京都鉄道博物館へバスで移動。
ここは楽しかったですね。別に鉄ちゃんなわけではありませんが、楽しかったです。
色々面白かったのですが、特に良かったものを3つ紹介します。
一つ目は、国産初の量産型蒸気機関車230形の233号機です。これが可愛い。機関車を可愛いというのもどうかと思いますが、小さい車体に赤い差し色がとても可愛い。車体上部の金色の盛り上がった部分(砂箱かな?)も可愛い。テンションが上がります。
二つ目は、扇形車庫のSLたち。動態保存車両8両を含む20両が保存されているそうです。これだけたくさんのSLを見ることができるのは、ここ京都鉄道博物館だけでしょう。大きなSLも良いのですすが、義経が可愛い。義経は、アメリカから輸入された7100形と呼ばれる蒸気機関車です。7100形は8台がが輸入され、それぞれに、「義經(義経/よしつね)」、「辨慶(弁慶/べんけい)」、「比羅夫(ひらふ)」、「光圀(みつくに)」、「信廣(信広/のぶひろ)」、「しづか(静/しづか)」という名前が付けられています(2両は無名だそうです)。義経は上の230形と比べると無骨ですが、それでも可愛い。
三つめは、SLスチーム号。本物の蒸気機関車に乗ることができるのです。SLスチーム号に乗っていると、近くを新幹線や在来線が通るのですが、そのたびに「左手にN700系が走っています。」など専門用語たっぷりの解説が入って楽しい。
下の写真はSLスチーム号の運転席です。今の運転席と比べると機械機械していて気分が上がります。