kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



バラの薬剤散布用の噴霧器、二代目は迷った末に、工進(KOSHIN)の HS-401ETに決めた

 薬剤散布用の噴霧器を新しくしました。

 選んだのは安心のブランド 工進(KOSHIN)さんの噴霧器。

 

 これまでは、ホームセンターで買った1200円くらいのもの(容量2リットル)を使っていました。これを買ったのが7年前。さすがにポンプが弱り蓄圧しなくなってきたので買い替えることにしました。

これまで使っていた噴霧器

 これの不満点は

  1. ノズルから出る霧の細かさが不安定で、一様に薬剤をかけるのが難しかった
  2. 薬剤の入った本体とノズルが一体になっていて、葉裏を狙って薬剤をかけたり葉表を狙ったりとノズルの向きを変えるのが難しかった
  3. ノズルの長さが短くて、噴霧した薬剤が自分にかかることがよくあった
  4. 蓄圧ポンプが弱く、ポンピング回数が多くて疲れる、噴霧中に追加のポンピングが必要で疲れる

 

 これらを改善するために、以下の条件で噴霧器を探しました

  1. ノズルの霧を作る能力の高いもの
  2. 本体とノズルがホースでつながっているもの
  3. ノズルの長いもの
  4. 蓄圧ポンプの性能の良いもの

2と3はカタログを見ると分かるのですが、1と4はカタログでは分からないため、ブランド品を買うことにしました。そこで、選んだのが工進(KOSHIN)さんの噴霧器です。

 あまり知られていないかもしれませんが、工進(KOSHIN)はポンプの有名メーカーで、ポンプつながりでプロも使う農業用の噴霧器を作っています。

 【株式会社工進 | KOSHIN PUMP | ポンプの工進 (koshin-ltd.jp)

 

 今回買った噴霧器には、製品寿命を知らせる仕組み(シール)がついており、品質へのこだわりを感じます(本体プラスチックが紫外線で脆くなり、破裂する可能性があるため、耐用年数があります。大体5年~7年)。

製品寿命を知らせるシール(お知らせラベル)

 

 今回購入した、KOSHIN HS401-ETは、容量が4リットル、ノズルは延長パイプが付いていて75cmと長い。

 実際使ってみると、

  1. ノズルからでる霧の細かさが一定していて使いやすい。また、霧が吹き出る範囲の調整も簡単で使い勝手が良い。
  2. ノズルと本体は1.5mのホースでつながっていて、足元に本体を置いたまま撒布ができて楽です。
  3. ノズル長が75cmあると、散布した薬液が自分にかかることもなく快適。また、生い茂った葉の奥へノズルを突っ込んで散布するときも、手前の葉から薬液が垂れて自分にかかることもなく快適。
  4. ポンプの性能も良い、というかこの良さに一番感心しました。薬液3リットルを入れてポンピングしたところ、追加のポンピングは一回で済みました。すごい*1。また、蓄圧が減っても、吹き出す霧の細かさが安定していてとても使いやすい。

とても満足です。

 

 KOSHINさんの噴霧器にはアフターパーツ(交換部品)も揃っているので調子が悪くなった際にも安心です(蓄圧ポンプのOリングなどのゴム部品は消耗品ですから)。

 

まとめ

 バラの薬剤散布用に噴霧器を買い替えました。これまでの不満点から、(1)吹き出す霧の安定しているもの,(2)本体とノズルがホースでつながるもの,(3)ノズルが長いもの,(4)蓄圧ポンプの性能の良いもの、を探し、KOSHIN HS-401ETを買いました。

 工進(KOSHIN)さんというブランド品を買うことに贅沢すぎる気はしましたが、とても満足しています。今回は、延長ノズルの付いたタイプ(KOSHIN HS-401ET)を選びましたが、これが付いていないタイプ(KOSHIN HS-401E : ノズル長さ38cm)もあります。値段差が700円だったので、延長ノズル付きを私は買いました。

 

*1:薬液3リットル入れると空気の入るスペースが1リットルしかないため、何度も追加ポンピングが必要だと勝手に予想していましたが、良い意味で裏切られました