私は趣味で、バラを栽培しています。大きな花が多数咲くところがバラの魅力です。しかし、バラ栽培で避けられないのが害虫の問題です。特に、葉を落とすことによってバラの樹勢を弱める害虫は、悩みの種です。
8月には、ヨトウガやタバコガなどの鱗翅目(チョウ目)の幼虫と、コガネムシの幼虫に注意が必要です。ガの幼虫は、バラの葉を食害し、植物の健康を脅かします(私は、8月には花を咲かないため、アザミウマやアブラムシの発生はありません)。ガの幼虫に対しては、ベニカナチュラルスプレーのようなBT菌(バチルス・チューリンゲンシス菌)を使用した殺虫剤が、害虫を効果的に退治しながらも、益虫を守ることができるため、環境に優しい選択肢として注目されています。この菌は、特定の害虫のみを標的とするため、生態系に与える影響が最小限に抑えられます。
今朝、バラの葉に透けるように食害された跡を発見した際にも、このBT菌を含む殺虫剤の使用は、その効果の高さと使用回数に制限がない点で、非常に魅力的です。秋の花が咲くまでの間、この殺虫剤を使用し続けることで、バラを害虫から守り、健康な状態で花を咲かせることができます。
BT菌として、ベニカナチュラルスプレーも良いのですが、私のところはバラの株が多いので、STゼンターリ―顆粒水和剤を使っています。詳しくは、以下の記事に詳しく書いています。