就職活動をする際には、どの会社に行きたいかを考えるわけですが、これが学生にとっては結構難しい。何と言っても、学生は社会に接している幅が狭いのでどうしても、消費者として目に触れる企業に思考が制限される*1。そのため、企業選択の幅はBtoC企業に限られがちである。TVや雑誌で広告を打つのはBtoC企業だから他の業種の企業に目がいかないのも気持ちは分かる。実際私もそうだった。
会社に入って思うのは、物を作るというサプライチェーンは長く、直接エンドユーザと接しない企業はたくさんある。そうした企業の方がとがった仕事ができたりするものだ。
では、どうやって普段目にしない企業の情報を手に入れるか?というのが問題となる。私のお勧めは四季報を見ることだ。四季報は株投資をする投資家が見る資料で、企業情報が詰まっている。様々な業種の会社が上場企業ならば網羅されている。従業員の平均年齢や給与の額も乗っている。会社選びに迷う学生には随分参考になると思う。
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*1:小学校の女の子が保母さんや学校の先生になりたいと言うのは、知っている職種が非常に限られているためである。