kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



着うたが使われなくなってきた

 今朝、この記事をみつけてびっくりした。
「着うた」市場が初の縮小=携帯のコンテンツ利用―総務省調査
 これまで携帯電話の進化を振り返ると、3つの大きな進化があった。一つ目はi-mode、二つ目はカメラがついたこと、三つ目が着うたである。
 AKB48がCDに握手権をつけて売るように、今は全く音楽CDが売れない時代である。その原因が着うたである。携帯電話で一曲だけ買う、あるいはサビだけ聞くということをユーザがするようになって、アルバムが全く売れなくなった。そのため、音楽業界もベスト盤とかオムニバスCDとかを出すようになった。このように着うたは日本の音楽ビジネスの構造を大きく変えたのだ。
 記事によると、着うたは1133億円、アバターが1389億円で同程度、今後アバターが伸びて着うたが縮むのでしょうか。また、このまま着うた市場が縮むと、音楽業界はどうなっていくのでしょうか。注視したいと思います。

 総務省は15日、2010年の携帯電話向けコンテンツの市場規模が前年比17.0%増の6465億円だったとの調査結果を発表した。ただ、着信音用に楽曲を配信する「着うた」は5.7%減の1133億円となり、調査を開始した03年以降で初の減少に転じた。
 着うたの失速は、他の音楽配信サービスとの競争激化が一因とみられる。一方、インターネット交流サイト(SNS)関連の市場規模は、サイト上で使うアバター(仮想空間上の分身)などの販売が伸びたことから、3.1倍の1389億円に急拡大した。