kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



その後のアップル

 スティーブ・ジョブスが亡くなった。世界中が彼の功績を褒め称えている。
 一方、ジョブズ亡き後のアップルがどうなるのか、世界中が注目している。アップルに投資している株主は心配でたまらないだろう。
 アップルがどうなるかを考える上で、大切な点がある。それは、アップルが米国企業であるということだ。ご存知の通り米国では従業員が会社を替わることは日常茶飯事であり、優秀な人材ほど他の企業に移りやすい。最近ではGoogleの優秀なエンジニアがFacebookにごっそり移った話が記憶に新しい。アップルのエンジニアにとって、アップルという会社への忠誠心は殆どなく、自分がエキサイティングな仕事ができるかどうかが勤める会社を決める尺度だ。アップルが沈むと考えたエンジニアは別の会社に移る筈だ。数人のエンジニアがアップルを辞めれば、後はなだれをうってエンジニアがアップルから抜けていくだろう。
 私の予想ではアップルは月並みの会社に落ちぶれると思う。ジョブスの求心力なき今は優秀なエンジニアを引き止めておけないため。