kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



LightRoom3のカタログ機能

LightRoom3を使っている。これのカタログ機能が分かりずらいので少しまじめに考えてみた。

何がしたいか?

 まず自分のやりたいことをはっきりさせよう。それは、他のソフトに乗り換えた際に、写真の管理で困らないようにすること。そのためには、

  • カタログがなくても写真を探せること
  • 写真に付与したレーティング・分類・キーワードを他のソフトウエアに引き継げること
  • 写真に付与した位置情報を他のソフトウエアに引き継げること

が必要である。

カタログ機能とは何か?

Adobeの説明は、以下のようになっている。http://help.adobe.com/ja_JP/Lightroom/1.0/help.html?content=WSC4746647-4810-425e-B6E5-829A0BDABDC9.html

カタログは、Lightroom でファイルの場所を記録してその情報を記憶する方法を指定します。つまり、写真の記録を格納したデータベースのように機能します。この記録がカタログに保存されます。この記録には、プレビュー情報、写真のコンピュータ上での保存場所を示すリンク、写真のメタデータ、現像モジュールで記録された編集に関する指示などのデータが格納されます。写真をレーティングしたり、メタデータやキーワードタグを追加したり、コレクションで写真を管理したり、写真をカタログから削除したりするときに、元の写真ファイルがオフラインになっていても、設定はカタログに保存されています。

Lightroom では、これらの情報を利用して、写真やメディアファイルの管理や識別、整理を柔軟に行うことができます。例えば、ロケーション撮影を行った場合は、ラップトップコンピュータの Lightroom に写真を読み込み、その後元の写真ファイルを書き込み可能メディアやストレージデバイスに移動すれば、写真ファイルでラップトップのハードディスクが満杯になってしまう心配はありません。その後、カタログをデスクトップコンピュータに転送し、変更内容を保持して、写真の保管場所を記録できます(Lightroom 1.0 では、カタログはライブラリまたはライブラリデータベースという名称で使用されます)。

この説明でわかるのは、

  • 写真のデータベース機能を担うのがカタログである
  • たとえば、ラップトップPCのLightroomで写真を読み込んだのち、写真を別のPCに移動させても、ラップトップPCでメタデータやキーワードの変更を行うことができる。
  • カタログは後からデスクトップPCに転送することができる。

これを読むと、「カタログ」という名前は、書籍のカタログとの類似性からきていることがわかります。下の例で説明すると、切手の本体はどこかにあって、切手カタログだけを見てこれがいいとか悪いとか(レイティング)、これとあれは同じ花の模様とか(分類)をする。これと同じことを実現したのがLightroomのカタログ機能です。例えば、ネットワーク上の写真に対してカタログを作っておけば、ネットワークが切れている状態でもレイティング・分類はできるという使い方を想像させます。

さくら日本切手カタログ〈2012年版〉

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