結婚式は、結婚する二人やご両親にとっての大イベントです。また、参加者もテンションが上がっているので、結婚式で撮った写真を見ると、皆いい表情をしています。ケーキカットやゲームもあり結婚式の撮影は、シャッターチャンスが多くて撮影する方も楽しいです。そして、撮った写真を後でみんなに見てもらえるのも嬉しい。
でも、結婚式会場は暗くて、そんな中での撮影は難しく、失敗写真で一杯ということも多い。最近、立て続けにいくつかの結婚式に呼んで頂き、700枚程写真を撮ってきました。忘れないうちにコツをまとめておきます。
結婚式での撮影の難しさは、照明が暗いことです。そのため、F2.8の明るいレンズ(TAMRON SP AF 28-75mm F/2.8)を新たに購入して、撮影に挑みました。このレンズは望遠端でもF2.8という明るさで、フラッシュなしでもISO1600程度に感度を上げればシャッター速度1/60を稼げました。シャッター速度を上げられると被写体ぶれを防ぐことができてすごく楽でした。
一方で、絞りF2.8だと被写体深度が浅くて、新郎新婦を二人並べて撮りたいときには、どちらか一方にしかピントが合わず構図が限られました。二人にピントを合わせたいときには二人に正対してカメラを構える必要があるためです。仕方ないので、ISO感度を思い切って上げての撮影も要所要所で必要でした。高感度ノイズを消すためには、RAW撮影が必須です。
まとめ
結婚式は非日常イベントで、撮影していて楽しい。しかし、会場が暗いため被写体ブレが多くなる。明るいレンズを使うと、シャッター速度を稼ぐことができ成功確率は上がる。一方、絞りを開けた撮影では被写体深度が浅く、構図が限定される。思い切った高感度での撮影も時には必要あり、そのときはRAW撮影が必須です。
TAMRON SP AF28-75 F2.8 ニコンAF用 A09N
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