kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



街撮りのコツ

  雑誌「デジタルカメラ」2011年12月号の特集は、「街撮りは露出が決め手」である。ストリートスナップのコツが知りたいと思って読んだ。今回はそのメモ(ただし、特集タイトルとは違って「露出」の話は無い。。。何故?)。

 

  ストリートスナップにおいて、手ぶれは厳禁。そのため、ある程度のシャッタースピードを確保する必要があり、絞りは積極的に開け、ISOオート設定にする。

 

  構図の作り方は二つある。一つは、被写体を中央に置く(いわゆる日の丸構図)のを基本として背景をどうするか工夫する方法。もう一つは、二つの被写体の組み合わせの面白さで構図を決める方法。

 

  レンズ別に構図の作り方の考え方が違う*1

  • 広角レンズは、足し算。主役を決めて大胆に寄る。その上で画面上の空白に何を埋めるか考える。
  • 標準レンズは、引き算。主役を決めて、それから距離や位置を変えて、画面上の要素を減らしてゆく。
  • 望遠レンズは、、、圧縮効果を使う以外に特に無いみたい。。

 

  被写体別には

  • そびえたつビルを見上げて写す際には、植物を少し入れる
  • 横断歩道のストライプは、画面全体に入れる
  • 路面に写る影は、露出アンダーで撮る(影以外の部分が明るくて白とびするため)
  • カラフルな看板は、望遠レンズで圧縮効果で表現する
  • オープンカフェの様子は、人物を添えて撮る
  • 路傍で生育する草木を撮るときには、影を主役にしてみる
  • ショーウィンドウを取るときには、ガラス面への写り込みにも配慮する
  • 正方形フォーマット+日の丸構図+大胆な寄り を試す

 

 まとめ

 正方形フォーマット+日の丸構図での撮影はあまりしたことがないので、試してみたいと思う。

 また、ストリートスナップにおいては、手ぶれを避けるためシャッタースピードを確保する必要があるという点も、改めて言われるとその通りである。GRD IIIではファームウエアアップにより、シャッター速度を指定したISOオートが使えるようになる。早速ファームアップしてみようと思う。ISO感度を上げた時はノイズが気なるが、このノイズはRAW現像ソフトで消せば良い(手ぶれはRAW現像ソフトでは消せないからね)。

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*1:これが私には目新しかった