kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



103万円の壁、106万円の壁、、、 壁が多いので調べてみた

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 最近、「103万円の壁」や「106万円の壁」、「150万円の壁」などの言葉をよく耳にします*1。壁がたくさんあるんだなぁっと漠然と思っているだけでは、もったいないと思い、調べてみました。

 これらの壁はまとめて「年収の壁」と呼ばれていて、年収に応じて各種税金・社会保険料の免除(控除)があることをさします(以下の図を参照ください)。

「103万円の壁」等の年収の壁を整理(日経新聞2024年11月7日より



「103万円の壁」は存在しない

 「壁」と呼ばれる理由は、年収がある金額を超えると手取りが減る、いわゆる働き損になるためです。ただし、現在は法律が変わっていて、年収が103万円を超えても手取りが減ることはありません。詳しくは、以下の記事を参照してください。

www.nikkei.com

 

今も存在する「106万円の壁」「130万円の壁」

 一方で、年収が106万円を超えると手取りが減ります。これでは、働き損と言われても仕方ないでしょう(130万円の壁も同様)。

「106万円の壁」(日経新聞2024年11月8日より)

 

年収の壁の問題点

 年収の壁の何が問題かと言えば、働き控えです。日本は人口が減少しており、働く人が減ります。その対策として、働き控えの解消が考えられています。

 

年収の壁の問題に対する反論

 以下の記事では、働きたくないパートさんと働きたいパートさんが混在することが、現場を難しくしているという内容で、目から鱗です。

delete-all.hatenablog.com

 

まとめ

 年収の壁について調べました。

 人間というのは、どう制度設計すれば良く働くのか、という点がポイントだと思いました。

 

*1:2024年の参議院選により、キャスティングボードを握った国民民主党の目玉政策が「103万円の壁」の解消(引上げ)であることが、話題に良く上がる理由です。