kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



お金の話:バラの肥料コストを比較してみた

 バラは肥料食いと言いますが、実際のところ肥料代はいくらかかっているのでしょうか?少し気になったので調べてみました。

 まずは、私が使ったことのある肥料と有名なバイオゴールドの金額や施肥量をまとめます*1。一回の施肥量は8号鉢での量を記しています。

 

肥料の基礎データ
肥料名 メーカー NPK 内容量(Kg) 金額(円)

1回の

施肥量(g)(*)

施肥

間隔(月)

ローズフード プロトリーフ 7.0-6.0-9.0 1.6 1,400 20 1
超発酵油かす おまかせ 東商 4.0-6.0-2.0 2.5 1,400 25 1

バイオゴールド

セレクション薔薇

タクト 3.3-4.5-4.0 3.8 5,200 50 1
ローズグロウ コマツガーデン 6.0-8.0-5.0 1 1,000 20 1
篠宮バラ園有機肥料 篠宮バラ園 5.3-3.3-2.6 1.8 900 20 1
マイローズ 住友化学園芸 10-13-6 1.6 2,300 35 3
IBのちから 花ごころ 10-10-10 1.4 1,100 20 1

(*)8号鉢での施肥量

 

 このデータを基に、ひと月あたりの肥料コスト(=金額÷内容量×1回の施肥量÷施肥間隔)を計算しました。

ひと月あたりの肥料コスト
肥料名 メーカー 1か月分の費用(円/月)
ローズフード プロトリーフ 18
超発酵油かすおまかせ 東商 14
バイオゴールドセレクション薔薇 タクト 68
ローズグロウ コマツガーデン 20
篠宮バラ園有機肥料 篠宮バラ園 10
マイローズ 住友化学園芸 17
IBのちから 花ごころ 16

 

 表にしてみると、バイオゴールドの高コストが目に付きます。他の肥料は大体10円~20円の範囲で収まります。また、化成肥料(マイローズ、IBのちから)は有機肥料と同程度のコストであることが分かります(なんとなく化成肥料は安いイメージがあったので意外な結果です)。

 

一年間の肥料コスト

 私は、年に8回肥料を与えます(3月、4月、5月、6月、7月、9月、10月、11月)。一年間のバラの肥料代は、

  • バイオゴールドを使った場合:548円
  • その他の肥料を使った場合:80円~160円

 

まとめ

 バラを育てる際の肥料のコスト比較をした。

 バイオゴールドが群を抜いて高コストだった。私はバイオゴールドを使ったことが無いけれど、よほど良く育つのだと思う。

 

おまけ

 バラを育てるコストの大きいところを、土と肥料だと考えてみよう。土は大体14Lで千円くらい。これで8号鉢で3株の植え替えができます。

  • 冬の鉢替えの土のコスト:300円
  • 肥料のコスト:160円

 こう考えると、バラを1株育てるのに500円弱のコストがかかる(8号鉢の場合)ことになる。

 バラ苗の値段を4000円、鉢を1000円だとすると、バラを一株(8号鉢)、10年育てると、1万円のコストがかかっていることになります。案外安い。

  1万円 = 4000円(苗)+1000円(鉢) + 10年*500円

 

 

 

*1:金額はネットで調べた大体の金額