皆さんの所のバラは元気ですか？
とはいえ、バラの元気をどう測ればよいか意識していない人もいるかもしれません。そこで、私がバラのどこを見て元気かどうかを見分けているかご紹介します。元気な株は深い剪定にもよく耐え勢いの良いシュートを出しますが、元気のない株に深い剪定をすると枯れます（経験あります。。）。だから、株の元気さを見る健康チェックは大切。
バラの元気さ、それはずばり葉の大きさで分かります。
元気な株の葉はとても大きい。下の写真は、私の所のつるバラ ドンファンの葉です。とても大きくて元気な証拠です。根元からシュートも出てきました。
新しく茎が伸びて葉が大きくなっていくときに、葉が小さいままの株はどこかしら問題を抱えています。根が弱っていたり、夏バテしていたり、咲き疲れしていたりと。そんなときに、深い剪定をすると一気に株が弱ります。浅く優しい剪定にしてあげましょう。
また、弱ったバラに肥料は控えましょう。どうせその肥料を根は吸えませんし、根を痛めるだけです。また、水やりを控えめにしましょう。
バラが弱ると、水の吸い上げが弱くなり、肥料も吸えないし、土も乾かなくなります。そこで、弱っているから元気づけようと、肥料や水をいっぱいやると、追い打ちをかけて一層株が弱ります。ひとに例えると、高熱を出して食欲がないのに、元気を出せーっとステーキを無理やり食べさせられるようなものです。弱っているときは、最小限の水分とお粥だけを食べて、じっと体が回復するのを待つしかありません。
あなたのバラの葉は大きいですか？もし、小さいなら、水やり・肥料やりは控えめにするのが良いかもしれませんね。
