葉脈が見えてきた。これはきっと、マグネシウムと鉄が不足しているサイン。
地植えしていたバラ ジュビリーセレブレーションの育ちが悪く、昨冬に掘り上げて鉢に植えて様子をみている。その株の葉の葉脈が見えている。マグネシウムと鉄が不足すると、葉の葉緑体含有量が減り黄化するクロロシスという症状だろう。こうなると、光合成の能力が下がり、株の成長が鈍る。
そこでマグネシウムと鉄をバラにあげて解決、とならないところが園芸の面白いところだ。
マグネシウムと鉄が不足した原因は、土にこれらが無いためではなく、株が吸えていないためだろう*1。吸えない理由は、地植えの株を掘り上げたときに根をたくさん切ったためと、仮説が立つ。つまり、根が少なくて土の養分を吸えていない。
考えられる解決策は、根を育てること。根を育てるためには、水やりと肥料を控えることが効果的*2。人間でいう「おかゆ」で体調の回復を待つ状態。
リキダスを葉面散布するのが唯一できることかな。葉面散布は、吸収効率が悪いけれど仕方がない。
追記(2023年4月21日)
水やりと肥料を控えたおかげで、今ではすっかり良くなりました。クロロシスの症状の葉がどれだか今では分かりません。5月の肥料はしっかりやろうと思っています。