kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



ありのままに見る

 釈迦は宗教家ではなく哲学者と考えることは、彼の教えの本質を理解するために重要である。彼は、人間の苦しみの原因と解決法を論理的に分析し、実践的な指針を示した。彼は、ポジティブシンキングでもネガティブシンキングでもなく、ものをありのままに見ることが、苦しみを無くすと考えた。このように、彼は現実に対する客観的な視点を持ち、自分や他者に対する偏見や執着を捨てることを勧めた。彼の哲学は、宗教的な信仰や神秘的な体験に基づくものではなく、理性と経験に基づくものであった。 

 簡単に言えば、ボトルの酒を半分飲んでしまったとき、もう酒が半分しかないと思うのでなく(ネガティブシンキング)、まだ酒が半分もあると思うのでもなく(ポジティブシンキング)、ただ酒が半分あると考える、これがありのままに見るということだ。

 

お題「好きな哲学者とその理由を教えて下さい」