今年の夏は、東京電力管内は15%の節電、関西電力管内もひょっとしたら15%の節電で過ごすことになりそうです。節電と言われていつも槍玉に上がるのがエアコンです。日本人は努力と根性が好きですから、エアコンを止めて暑さを我慢してる自分に達成感を感じるのかもしれません。
さて、客観的な定量データから節電を考えてみましょう。価格コムで扇風機（据え置き型）を検索して売れ筋上位５つの消費電力を見てみると、大体40Ｗ前後というところです*1。
| 売れ筋ランク | 型番 | 消費電力(50/60Hz) |
|---|---|---|
| 1 | F-LN5(東芝) | 35/37W |
| 2 | F-DLN100(東芝) | 20W--3W |
| 3 | HEF-60R(日立) | 40/43W |
| 4 | HEF-60R(日立) | 38/41W |
| 5 | F-LN8(東芝) | 35/37W |
扇風機に対してエアコンはどうかというと、例えばRAS-562JDR（東芝）ですと涼風運転（省エネ運転モード）ならば45Wです。
部屋の断熱構造にもよりますが、高断熱住宅ならばエアコンを使った方が、ほぼ同等の消費電力で断然快適に過ごせます。むしろ電球一個LEDに変える方が節電効果は高いでしょう。
まとめ
扇風機の消費電力は結構大きい。高断熱住宅にお住まいならばエアコンで過ごしてもよさそう。そうでない場合は、低消費電力型の扇風機F-DLN100(東芝)がお勧め。
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