「加齢と共に頭が良くなっていく人と悪くなっていく人の違い 」というエントリを面白いなぁと思いながら読んでいました。このエントリの趣旨は、体が衰えの遅い人は加齢とともに頭がよくなり、そうでない人は頭が悪くなる、というもの。その前提として
つまり、加齢による知力の増大は、主に脳のソフトウェアの改良によって向上していく能力向上であって、脳のハードウェア自体は、劣化もしないけど、向上もしていない感じがしている。
がある。つまり加齢により知力は増大するが大前提にある。
さて、「加齢により知力は増大する」は本当だろうか?「リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法」によれば、それはウソです。知力はかなり初期の段階で停滞します。
というわけで、加齢により頭が良くなる人とは、加齢関係なく知力を増大させることのできる人で、かつ加齢に伴う体の衰えの遅い人、ということになります。うーん、書いてみて、なんだか切ない結論になってしまった。
リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法
- 作者: Andy Hunt,武舎広幸,武舎るみ
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2009/04/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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