kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



桜の撮り方

 桜ってかなり難易度の高い被写体だと思う。
 見事に咲いた桜は、圧倒的な迫力で目の前に迫ってくる。だけど、写真に撮ると、その迫力はどこかに消えて、なんだかぱっとしない写真になっていて、何故こんな写真を撮ったのだろうと思うことが多い。毎年、そんな感じでパッとしない写真を撮り続けているんだけど、それでも毎年少しずつ上達していると信じたい。
 ある年から自分の撮った桜は、日記に残すことにした。後で振り返ることが、上達のヒントになると思うから。今日のエントリは、今年の桜を残すことにする。


桜と言えばピンク。実はソメイヨシノの花はピンクというより白っぽくて、写真で撮ると記憶色のピンクが出せない。そこで、ソメイヨシノとは違うピンクの桜を撮ってみた。背景の空の青色もうまく出せたと思う。これはGRD3で撮影。接写はGRDの得意技。



ソメイヨシノの花は、これくらい白い色をしている。ピンクに拘らず露出をプラス補正にしてさわやかな感じが出るように撮ってみた。これもGRD3で撮影



桜の花のアップばかりだと構図が単調になる。そこで、形の良い枝を選んで少し引いて撮ってみた。背景がごちゃごちゃしていると桜の花が目立たないため、背景は思いっきりぼかしてみた。一眼レフカメラD90で撮っただけあってよくボケている。



桜をもっと引いて撮ってみた。桜並木だけじゃなく、車や人がバランスよく配置されるように、結構粘って撮影した。これはD90で撮影。



鉄道写真家の中井精也さんを意識して、列車と桜の組み合わせで撮ってみた。電車の位置は偶然のたまもの。動いている列車の位置を狙ってとる腕は私にはない。この写真もD90でないと撮れないと思う。コンデジではかなり難しいと思う。