今年も、薔薇バカの祭典である国際バラとガーデニングショーに行ってきました。初めてこの展示会に行ったのが14回ですから、3回連続で行っています。
国際バラとガーデニングショーは、薔薇を中心とした植物の苗と園芸グッズの販売をしているブースエリアと、庭のデザインをガーデンデザイナーが展示するガーデンコンテストのエリアと、主催者企画である庭の展示があります。
今回は、薔薇のアップの写真よりも庭全体の写真を撮るように心がけて行ってきました。その写真をいくつか載せておきます。庭の作者等に誤りがあれば、ご指摘いただければ嬉しい。
今回、一番のインパクトのある展示は、これ。こんなの国バラであり?!って思いました。
全体的に落ち着いた雰囲気の庭で、薔薇も派手な色ではなく落ち着いた色が良い。また、窓から見えるウサギの置物がかわいい。
国分造園さんの「振り返ればバラ色の人生」という名の庭。年季の入ったトロッコや麦わら帽子と、ピンクのバラのコントラストが素晴らしい。
尾崎直美さんの「語り合う・・」という名の庭。素直にこういう庭でランチを食べたいと思う。
庭立さんの「DREAMS COME TRUE」という名の庭。奥に見えるピンク色は、大きな箱にかかったピンク色のリボン。庭の中心はこのピンクのリボンで、青色の三角屋根と赤色のバラの色使いが素晴らしい。きっと、他の人は大きなピンクのリボンを撮影すると思ったので、敢えてバラを主役に撮影し、ピンクリボンと青色の屋根はボカした構図にしてみました。
香りのローズサロンにあったレディ・エマ・ハミルトンの花。庭全体の写真を撮るつもりだったのに、あまりに綺麗な形をしていたので、アップで撮りました。
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Pa Pa HEMINGWAYさんの庭。白い部屋と黄色のバラ、そしてグリーンライムの葉の色の組み合わせが素晴らしい。爽やかさを追求したような庭でした。
清水工業GARDENさんの「La Vie en Fleurs(花のある生活)」という名の庭。紫のバラと緑の椅子の組み合わせが爽やかでした。
マリンランプ風の照明器具とスタンドローズの色の組み合わせが素敵でした。
上の写真をもう少し引いて全体を写したもの。全体的にオレンジ・茶色系統でまとまっているが、落ち着いているが渋すぎない絶妙の色使いでした。
庭というのは新品よりも、時間がたって味が出るもの。その味を上手に表現していました。
小山内健さんの「和バラであそぶ」。迫力のある活花でした。
同じく小山内健さんの「和バラであそぶ」。モミジとバラを一緒に活けるって、よく考えました。
今回一番ド派手なバラの庭。バラに囲まれた生活をストレートに表現した庭でした。
シンプルなのに、綺麗。家のわきに赤いバラを植える、それだけでこんなに素敵になるんだ。そんなシンプルな美しさを上手に表現した庭でした。
下を向いているバラが面白い。見上げると、薔薇と目が合いそうです。
HONDAのブース。ガレージのわきに紫のバラがあるだけで、素敵な印象になります。
暗いトンネルのわきに明るいバラ。そして手前にはモミジ。そんな和風の庭でした。
窓から入ってこようとするバラが面白い。また、床に置かれた緑の壺が良いアクセントになっていました。
庭で野菜作りをしているような風景が面白い。野菜の横にバラが添えられていて、肩の力の抜けた風景でした。
最後に、薔薇の写真で終えます。奥の赤いバラと紫のバラのコントラストが好きです。