デジタル一眼レフカメラの交換レンズを探していると、F値がレンズのスペックとして重要なことがわかる。F値は小さいほど明るいレンズという意味であるが、これはレンズの透明度とは無関係である。
そもそも、F値とは何かというと、レンズの焦点距離を開口径で割った値である(焦点距離÷開口径)。ズームレンズでは望遠側は焦点距離が伸びるのでF値が大きくなり、像も暗くなる。また、絞りを絞れば開口径が小さくなり、F値は大きくなり、像も暗くなる。
像の明るさはF値の2乗に反比例するので、特に光量の乏しい下での撮影時には望遠側での撮影が難しくなる(手ぶれしやすくなる)。
焦点距離や開口径についても正しい定義は中々難しい。興味のある方は次の本が参考になります。
- 作者: 吉田正太郎
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- 発売日: 1997/06/01
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