kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



中古住宅のメリット

中古住宅って良いと思いませんか?
地盤の不同沈下は住宅に住み始めてすぐ発生し、2年程度で基礎が割れると言います。また、建物の手抜き工事をすると、その歪みはサッシや扉の開けにくさとなって現れます。新築では分からないこれらの不具合が中古住宅だと確認できます。

というわけで、中古住宅を中心に物件を探していた時期があります。

ある中古住宅の話。住んでいる人が建築関係のお仕事をなさっており、設計したのはある偉い設計事務所。そして施工が山崎工務店という知る人ぞ知る寺院仏閣も出がけるカリスマ工務店です。
http://www.k-yamakou.co.jp/

最初の内見でまず驚いたのは、その設計が細やかなこと。すべての扉(それがどんなに小さな部分であっても)戸袋が付いていて、開口部が全開にできるのです。そして、築20年なのに全く歪みがなく、すべての引き戸・扉が滑らかに動きます。

本格的に欲しくなったので、2度目の内見をお願いして歪みの確認をしたところ全く歪みがなかったのです。建設当時の資料を見せていただくと、建設費(土地代含まず)だけで7千万円でした。すごい。そして、部材の1点1点に型番と費用が記されていました。

ちゃんとした注文住宅というのは、(1)何の部材を使ったか、それはいくらであったかの記録が残っている、(2)20年たっても建物の歪みが出ない、というものなんだなぁっというのがわかりました。