今日のNHKのTV番組「趣味の園芸」は「ローズレッスン12か月 第9回「つるバラ、誘引と剪定のテクニック」」した。いつもながら小山内健さんの説明は明快で分かりやすい。その番組のメモを書いておきます。
なぜ誘引が必要なのか?
なぜ誘引するか? それは花の数を増やすためです。そもそも、バラは、枝の先に花が咲きやすい。つるバラの長い枝も基本的には枝の先に花が咲きやすいので、枝を立てていると枝先にしか花が咲かない。そこで、枝を横に寝かすことで、なんとなく枝全体が枝先の状態を作り出す。
誘引の時期
小山内さんは12月の誘引&剪定を勧めています。
誘引の方法
- まず、葉っぱを全部取る。
- 次に、良い枝から順番に、枝に順序をつける。
- そして、花を咲かせたい場所(高さ)を決める。
- 一番良い枝を、その花を咲かせたい場所に誘引する。このとき、枝はなるべく水平に倒す。そして花を咲かせたい高さの少し下に枝の場所を持っていくのがコツ。
- 次に2番目に良い枝を、花を咲かせたい場所の近くに誘引する。このとき、すでに誘引した枝と手のひらくらいの間隔を空けておくこと(間隔が狭いと、春に葉が伸びたとき混雑する)
- 3番目、4番目、、と次々に枝を空いたスペースに誘引する
さて、良い枝・悪い枝ってどこで見分けるのでしょうか? 大雑把には太い枝が良い枝です。
剪定の方法
細い枝を切り取っていきます。鉛筆の太さが目安。枝の先も鉛筆の太さの所で切り取ります。
枝が折れたときの補修
つるバラの誘引中に枝が折れてしまったら、ビニールテープで折れた個所を巻いて補強すると、枯れないそうです。