kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



高画質デジカメの画質比較

 デジカメの良し悪しは数値性能では測れない。そんなことは分かっているが、数値性能も気になるもの。そこで、画質が良いと評判の以下のカメラを数値性能で比較してみた。データは、tech.radder.camerasの記事を用いた。

これらだけを比較しても、その性能差が意味があるかどうか分かりづらいので、これにD800(ニコン)を加えてみた。D800は最高性能としての基準点として考えたい。

 まずは、解像度を比較してみた。以下のグラフで値が大きいほど、細かいものまで描写できて良いことを示している。さすがD800はぶっちぎりの高解像度を達成している。他の4台は、団子状態と言えそうだ。


 次に、ノイズの多さをSN比で比較してみた。以下のグラフで値が大きいほど、ノイズの少なくて良いことを示している。驚いたことにE-PL5の性能が高いことが分かる。D800はフルサイズの撮像素子を載せているが、画素数を増やしたことで解像度を稼げている代わりにノイズが多いのであろう。逆に言えばニコンのエンジニアはD800を設計する際にこの程度ノイズは十分許容値と考えたとも言える。そうであるならば、E-PL5はその許容値いっぱいの性能を出しており、ノイズに関しては理想的な値に達しているとも言える。


 最後に、ダイナミックレンジの広さを比較してみた。以下のグラフで値が大きいほど、ダイナミックレンジ(暗いところから明るいところまで広く写せる能力)が広く良いことを示している。これも驚いたことにE-PL5の性能が高いことが分かる。

まとめ

 カメラの良し悪しは数値性能だけでは決められないと前置きしたうえで、仮に数値性能だけで見れば、E-PL5の性能が際立つことが分かった。特に、SN比、ダイナミックレンジでD800を越える性能であることには驚いた。また、XZ-2とRX100の二つを比べた場合、撮像素子の大きなRX100の方が若干性能が良いようである。

SONY デジタルカメラ DSC-RX100 1.0型センサー F1.8レンズ搭載 ブラック Cyber-shot DSC-RX100

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