「なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践」は、人が変われない理由を深堀している。
高血圧の人に、「塩分を控えないと死にますよ」と医者は言う。そう言われても食生活を変えることはなかなかできない。変えるモチベーションはあるのに、なぜ変わることができないのか? その理由を本書は示す。
なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践
- 作者: ロバート・キーガン,リサ・ラスコウ・レイヒー,池村千秋
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2013/10/24
- メディア: 単行本
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人が変われないのは、今を肯定する裏の理由があるためだとする。その裏の理由を明らかにすることが、人が変わるために必要である。以上が本書の主張である。
この本を読んで、いやーそれは人がなぜ変わることができないかという話で、組織の話ではないよね、とツッコンでしまった。人のレベルと組織のレベルで異なる理由があるという分析はない。