kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



ホルモンバランスから学ぶバラ栽培

youtu.be

 

茄子栽培の話をしているYoutube動画ですが、バラ栽培にも役に立つ。

 

茄子の摘果は必要か?

動画冒頭から。面白かったのは以下。

  • 茄子は最初の実はならさずに摘む。これは、株の成長を優先するため。まずは株を大きくして、その後に実をならせた方がたくさんの実を収穫できる。
    ⇒ バラの新苗を育てるときに花を咲かせないで摘蕾するのと同じ。

栄養成長 vs 生殖成長

7分00秒から。面白かったのは以下。

  • ジベレリンというホルモンが活性化すると、植物は急速に育つ。雨が降るとジベレリンが活性化し、植物は良く育つ。梅雨時期に植物が成長するのはこれ。
    ⇒バラも梅雨時期に良く成長するが、その理由はこれだったのかと納得。太陽の光が少なくてもジベレリンで成長する。
  • 枝の先端を剪定すると、オーキシン(植物の成長を促す)というホルモンが抑制されて、サイトカイニンという根からくるホルモンが優勢になって生殖成長になる。
    ⇒バラの夏剪定で「すべての枝にハサミを入れること」とよく言われるが、これはオーキシンを抑制するためだったのかと納得。サイトカイニンを優勢にして花芽を付けるようにホルモンバランスを変えている。

ホルモンとバラ栽培の関係については、別サイトでも記述されているものをみつけました。これもオーキシンとサイトカイニンのホルモンバランスについて書かれています。

バラの作業と植物ホルモン。 - 綺麗な花には棘があるかもしれない… (fc2.com)

 

バラを育てるのも理屈が分かると、より楽しい。

ぱくたそ(www.pakutaso.com)