kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



正義って難しい

 ヒーロー、正義の味方などと言いますが、「正義」とは何か?と訊かれると、これに答えるのはなかなか難しい。

 

 「正義」、「善」、「悪」などと関連する言葉を挙げていくと、正義の反対語は悪で、悪の反対語は善となり、正義と善の関係が分からなくなります。

 

 Youtubeで岡田斗司夫さんが、日本では、まず悪がありきで、悪に反対するのが正義だと言っていました。人に迷惑をかけるなどの悪の匂いをみつけては、それを叩くのが正義という意味でしょう。そういう意味では、水戸黄門などの時代劇、ウルトラマン、ヒーローアニメなどが正義として描かれるのでしょう。また、親が子供に「人に迷惑をかけるな」「悪いことをするな」と、悪の反対側に立つよう子供を教育するのも、そういうことなのでしょう。

 

 「これからの「正義」の話をしよう(マイケル・サンデル)」を読んでいると、欧米では、正義の定義をしようとしてきたように感じます。良い社会を築くためにすべき行いは何か?という問いの答えを探してきたのでしょう。この本の中では、3つの考え方が紹介されており、一つにまとまっていないことが分かります。正義を定義するのも難しいのでしょう。

 

 正義って難しい。