今のうちに停電対策の準備を

関西電力が、古い火力発電所を再稼働させようとしてトラブルを起こした。

原因はヒューズ切れで運転再開は7月末という。これだけ時間がかかるということは、替えの部品がもうないのであろう。古い発電所を再稼働するということは、部品の供給リスクとの戦いである。一方、東京電力も8月の余剰電力供給能力はほとんどない。再稼働させている火力発電所が何かトラブルを起こせば、計画停電必至である。

春の計画停電では、様々な防災グッズが売り切れ中々手に入らなかった。やっと手に入れたもののなかには、性能が今一つのものもある。特に防災ラジオは受信感度が悪いものが多いようなので、もしすでに持っているのであれば感度を確認したほうが良い。震災後のドタバタで粗悪なものも出回ったようである。

私の周りでは、ソニーの防災ラジオの評判が良い。手回しの充電器＆蓄電池が内臓されており、一分ほど回せばずいぶん長い間ラジオを聴くことができる。また、LED照明にもなり、こちらも手回し充電器で点灯する。停電の際にはずいぶんと重宝しそうだ。もちろんラジオの感度も良い。