NHK「趣味の園芸」でつるバラを解説していました。講師は河合伸志さん。
12月下旬から2月までの間がバラの休眠期で、この期間に誘因・剪定を行う。
つるバラは、品種選びが大切。オベリスクに適した品種とアーチに適した品種は異なる。つるばらには花のつき方で二種類に分けられる。
コンパクトタイプ
前年に伸びた枝の節々から、まんべんなく枝を伸ばして花をつけるもの(中輪が多い)。
みために豪華な印象になる。コンパクトなオベリスクに適している。
- ラウプリッター
- 安曇野
- スパニッシュビューティ(少し大きく成長する)
(オベリスクとのバランスを取るため)鉢は重さのある大きなものを使う。
大きくなるタイプ
前年に伸びた枝の半分ほどに花をつけるもの(大輪が多い)。
アーチに適している。。
- アンジェラ
- ジャクリーヌ・デュ・プレ
- ファンタン・ラトゥール
- 珠玉
誘因の方法
まずは、剪定を行う。枯れた枝、細い枝を切る。ここで細い枝とは? 品種によって異なり、小輪のバラつはまようじ位、中輪のバラは割り箸くらい、大輪のバラは鉛筆位の太さが目安。また、余分な枝とは、元気な枝が出ていない枝が目安。また、今年伸びた新しい枝の先端を切る。さらに、葉はとる(病気を次の年に引き継がないため)。
つぎに誘因を行う。誘因は、太い枝から行う。アーチにS字を描くように誘因するのがコツ。枝が多すぎるときは、思い切って切る。アーチの上部はS字にせずに添わせるだけでOK(枝が水平だから)