kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



たとえ話は短くがコツ

 たとえ話の分かりにくい人がいる。

 最近見て最高に分かりづらい例えは、人工知能の進化をカンブリア爆発に例えるやつ。

 

www.nikkei.com

 

 アマゾンの無人スーパー「アマゾン・ゴー」についての記事だ。「アマゾン・ゴー」では多数のカメラで客がどの商品を手に取ったか把握する。そこでの一節だ。

同社が注目する目という概念は重要かもしれない。生物の歴史上、最も重要な節目を提供したのは、実は目だったからだ。
 「カンブリア爆発」という言葉がある。今から5億年前のカンブリア紀を境に「門」など生物の属性が劇的に増えた、との説だ。実際にはそれ以前から生物は多様な生態系を持っていたことが最近わかっている。だが、カンブリア紀はやはり大きな節目だった。地表に届く太陽からの光が増え、生物が目を獲得したからだ。
 英国の生物学者、アンドリュー・パーカー氏の著書「眼の誕生」によれば、カンブリア紀に増えたのは化石だ。目を確保した生物は、目を持たない生物を捕食し始めた。捕食される生物は自分も目を持とうとする一方、食べられにくい「硬い殻」を身にまとう方向に進化し始めたという。カンブリア紀とは要するに、弱肉強食が加速した時代だったのだ。
 アマゾンの話に戻ろう。同社は目を獲得し、インターネット上だけではなく「残りの9割の経済」といわれるリアルワールドに本格的に飛び出した。同社が進める産業のdisruption(破壊)という名の捕食はこれまでより一段と広く、深く進行する可能性がある。もしかしたら後世になって「デジタル・カンブリア紀」と呼ばれるような時代がもう始まっている可能性もあるだろう。

 

 カメラが大切だと言いたいことは分かる。その例えでカンブリア爆発は、分かりづらい。何といっても、例えが長い。長く説明したところで、生物と人工知能は違うので、論理的にカメラが大切だという説明にはならない。

 ならば、短くまとめるのが上手い。

渋谷のサイゼリヤ、顔立ち見る限り東南アジア、中東、アフリカ系、北欧、ギリシア系まであらゆる人種の人がバイトしてて、ほぼ地球

 (Twitterで見かけた『例えが絶妙!』ってなる秀逸な"呟き" - NAVER まとめより)