カンヌとアカデミーを獲った映画「パラサイト 半地下の家族」を観てきました。
あんな終わり方をしなくてもいいのになぁー、というのが私の感想。
カンヌとアカデミーを獲っただけあって、多くの映画評論家のコメントがネットで読める。韓国の格差社会をリアルに描いた的なコメントが殆どだ。
日本人の私から見るとそれがリアルかどうかは分からないが(むしろ映画なので誇張されていると思うが)、韓国人の描く韓国人ってこんな感じなのかと知ることが面白い。列挙すると
- 金持ちの母親は、思慮深くなく浅はか、時折下手な発音の英語を混ぜるのは、揶揄しようとの意図を感じる。
- 金持ちの女子高校生は、家庭教師の先生を誘惑するおませさん(新旧両方の家庭教師を誘惑している)。
- 金持ちの小学生くらいの男の子は、地下で暮らす他の家族がいることを知っていても何もできない・しない、意気地なし。
- 貧乏人が始める、スモールビジネスは台湾カステラ屋
- 貧乏でも、スマートフォンは手放せない。使うアプリは、Line風。
- 韓国の大学生は酒を呑んでばかりで、女子高生とみれば口説きにかかる
- 日本人と同じくらい多くのカタカナ英語を使う
映画の殆どを痛快貧乏人劇で描いていたが、後半は凄惨に描いている。後半は、私の好みではない(ハッピーエンドが好き)。
SNSで話題になっているが、ジェシカ・ジングル「ジェシカ、一人っ子、イリノイ、シカゴ~」は好き。とても痛快。
Parasite | Learn the Jessica Jingle with Park So Dam